減反その後。

2010年01月15日 22:24

もうなんか雪かきのやり過ぎで背中の筋肉が痛いです。汗 背中がオーガみたいになってたらどうしよう!  何卒、応援を! → ブログランキング現在の順位は?



お待たせいたしました。(全然待たれていない!?)
今日は先日に続きまして、減反のお話し~後編。

このあいだ農協さんへ行って聞いてきた減反相談のお話や、
私自身が農業新聞、その他雑誌、ネット、農家さんから直接聞いたお話し等を
おまとめして、私なりに噛み砕いた【減反政策(生産調整)】のお話をしたいと思います。



ただ大前提で申しますと、減反に参加し、
見返りとして補助金を貰った場合より、
減反に参加せず全ての田んぼでお米を作った方が全然儲かります。

それでも減反政策に参加すべきか悩んだのは、
「認定農業者」という制度の利用者に認定して貰いたかったからです。

この「認定農業者」とは農業の担い手として認められた人に、
様々な支援を集中させようというもの。


具体的な支援の内容はと言いますと、
農地の拡大や新たな事業を起こす上で必要になる農機・設備の初期投資の負担補助や、
無利子~低金利での融資を利用出来たり、農地を優先的に紹介して貰えたり、
研修生の受け入れを支援して貰えたり、資格取得や研修会の支援など・・・・様々。


だがしかし、
認定農業者になる為には減反政策の参加が必須条件なんです。


そこで、減反に参加することのマイナスと、
認定農業者となった場合のプラスを天秤に掛けて悩んでいました。




そんな時、
超タイムリーにある記事が新聞に躍りました。



2010年1月14日、農業新聞の見出しにて。
「農水省は2010年度から認定農業者に対する米の生産調整の義務付けを廃止する方針を固めた」
との事。


・・・なんか今年から減反に参加しなくても認定農家になれるようです。
まじでーーーー!


2010年度目前に、いきなりこんなビックニュースが出てくるから驚きです。
猫の目農政(猫の目の様にスグに変化する)とはよく言ったものです。汗


他産業で働いているある知人は今の農業政策のニュースを見て、 
「えっ?いま議論してるのって一年先の話じゃないの?」って驚く位、
政権交替で大揺れの農業では目先の事が日々流動的に変化します。 


ちなみに、今迄農業に対する補助事業において、
「減反」の義務付けが撤廃されるのは実に30年ぶりだそうです。



とりあえず、現状で私は悩む理由が無くなりました。
なんか風が吹いてきた気がする今日この頃。 





一応、折角減反の事を勉強したので、
より具体的に、且つ、私的にまとめた減反(生産調整)のお話しを
続けたいと思います。 始まり始まり~。




※この続きは 「つまらない!」上に「長い」ので、あまりお勧めしません。汗
 しかも自分で書いてて落とし所が分からなくなりました。暇で死にそうな時にどうぞ。汗





まず、減反(生産調整)とは
お米が余るから作るのを辞めよう!って政策です。
大体、持ってる田んぼの30~40%でお米を作らないようにします。
どんだけ米余りだよ。汗  って話です。 


で、米作りを辞めたからと言って農地を遊ばせる訳にはいかないので、
農水省の掲げる「食料自給率の向上」に乗っかりまして、
お米の代わりに大豆・麦・そば等の米以外の作物や新規需要米と呼ばれる・・・
=======================
・米粉用のお米
・家畜飼料用のお米
・バイオ燃料のお米
・お煎餅や餅などに使う加工用のお米

=======================
などの、通常の食用米とは別の用途で使うお米を作りましょう!
って推進がなされています。


勿論、私が田んぼをネギ畑に転作してる様に
米の代わりに田んぼで野菜を作っても減反的には全然OKです。

ただ、野菜栽培は機械化された穀物栽培に比べ大変手間が掛かるので、
広大な田んぼを「じゃあ畑にしようか!」って訳には簡単はいかないのです。
管理し切れない~作りきれない訳です。 

※ウチ位の規模ならば、将来的には30%の面積を全て畑にしたいと思ってますが。


なので基本的には減反する場合はとりあえず、 
米 → 機械化されたその他穀物(新規需要米含む)に切り変える訳です。

※ちなみに、米を含めたこれら穀物類を「土地利用型作物」って言います。



ここから、統計の数字を元にした補助金絡みのお話しになります。



通常10アール(10M×100M、農地単位の主な基準になります)でお米を育てた場合
大体585キロ位の収穫が予想出来まして、
販売に掛かる経費(生産ではなく、お米を売る為の流通経費など)を差っ引くと
10万6000円位の売り上げになると言われてます。
※ちなみに生産費平均は8万。わお。汗


そしてその他作物を同じ条件(10a生産、販売経費除く)に当てはめた場合、
大豆は2万1000円、麦は1万2000円、米粉用のお米で2万5000円、
飼料用のお米は9000円
の売り上げにしかなりません。 わお!汗


※ちなみに、米粉用や飼料用のお米は安いから粗悪な米かというと決してそんな事は無く、
 栽培時期・作業のローテーションの関係から主食用と同じコシヒカリで生産されている事も
 多いです。 それなのに、用途が違う為にこの値段になります。


これだと、栽培に掛かる費用や手間は殆ど一緒なのに売り上げが
ガクンと下がるってんで、農家は溜まったもんじゃありません。 

誰が国の云う事聞いて減反に参加するかーー!!ってなります。


そこで、この米価との差額分を補填する為の補助金を国が農家に与えます。

その額は単位面積当たり、大豆でMAX7万5000円
米粉や飼料米などで8万円になります。

補助金を足し引きすれば、お米を作った時よりちょっと損する位で済むでしょう。って話です。
(統計上の資料ではこうなってますが、実際はもっと差が出る事でしょう。汗)


しかも大豆や麦の生産には稲作とはまた違った設備・技術が必要になる為、
大規模に導入する農家・法人でなければ取り組めません。
※もしくは、小規模農家はそれらの農家にお願いしてまとめて作って貰う。


なので、ウチの様な農家の場合はもし減反するとしたら
今迄の米作りの機械で栽培できる新規需要米になる訳です。
=======================
・米粉用のお米
・家畜飼料用のお米
・バイオ燃料のお米
・お煎餅や餅などに使う加工用のお米
=======================
が、そんな新規需要米のうち
米粉・バイオ燃料用のお米はこれまた供給過多の為に作る事ができません。
つまり、現状では主食米の代わりに回そうと思った他用途でも米が余ってるんです。


詳しく言いますと、
米粉は昨今の円高の影響を受けて輸入小麦人気が再び高まり、
去年の米粉が使い切れない見通しです。 米粉は小麦よりずっと割高ですし。

バイオ燃料米も、現状では製造にコストが多く掛かる為、
初期の契約農家以上に新たに栽培を拡大する事が難しいんだそうです。

つまり作れるのは飼料用のお米と加工用のお米という事になります。

しかしこの飼料用米や加工用米についても、
今後の需要でさばき切れるのか?販売価格は保障されるのか?など、
不安な材料が幾つか残ってます。

どちらにせよ、テンションが上がる話では無かったです。汗



現場の担当者さんも、もう年度末だというのに未だ制度的に
ハッキリ決定されていない数字も多く、手元にあるだけの資料で
不安な気持ちを抱えながら説明会や相談に対応している状態なんだそうです。




============================

分かる範囲では、ざっくりこんな感じです。
もはや、自分で書いてて軽く混乱してきました汗

長文な上に、ごちゃごちゃでスイマセン。汗




最後に私自身の考え。




そもそも「減反(生産調整)」という制度については
生産者の中でも賛否両論です。

私も疑問を多く感じる制度です。


もし、農家が自由に米を作ってそれらを全て市場に流通させた場合、
米は今の価格よりキロあたり100円程度安くなるんだそうです。
減反政策で栽培を抑える事で、消費者に買い支えて貰っている訳です。

かといって、それならばいっそ農作物の値段は市場に一切任せ、農家に好きに作らせ、
価格が暴落した分(もしくは面積単位の一定額)を国で補助して下さい・・・なんて訳にも行きません。
一体補助金だけで幾ら掛かるんだって話です。


減反やっても問題が起き、減反辞めても問題が起きる。
現状の日本の米作りには無理が多すぎます。汗

無理を減らして農業がもっと良くなるためには
まだまだ時間が掛かると思います。

政治や農協、票と俵の絡み合い。 農家、農地の統廃合。

あと数年掛けてこれらがもっとクリーンでスムーズになって、
それからやっと問題が少しずつ解消される気がします。



とにもかくにも、
減反に参加せずとも認定農業者にはなれそうなので
現状で石井農園は「減反不参加」を維持する事になりそうです。

※多分、これによって減反を辞める農家も増えると思います。

ただ、状況は日々変化するので安心できません。汗
どっしり構えてアンテナ伸ばして頑張ります。



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コメント

  1. A-GYO | URL | -

    Re: 減反その後。

    減反ネタの時にこんなニュースが流れるなんて、完全に石井さんに追い風が吹いてますね(笑)

    減反は必要?それとも不必要?

    いっぱいあるから別の作物作ってその分補償してもらえるなんて、水田を持っていない農家からみたらうやましい・・・というより甘いですね(笑)。

    今の日本の米を取り巻く状況からすると減反は必要なんでしょうかね?

  2. 中将 | URL | KXYotDNo

    Re: 減反その後。

     今晩ワ、
    イチゴの苗植えはまだこれからなのです。
    もう少ししてです。タイムリミットギリギリですね、

     〔減反政策〕の話、噛み砕いて書いて戴いたので凡そは把握出来た様な
    感じです。百把一括げでは行かない難しい問題なのですね、一般の都会の
    人間には門外漢と云う事もあり無関心で亦、知らない世界でした。言葉だけが
    先に走っていると云う事ですね、
     主食の米〔自給率のアップ〕を自前で供給出来ぬと〔国滅ぶ〕と叫ばれつつで
    あったり永きに渡りの〔減反政策〕、相容れぬ真逆のこの事が本当に将来、未来永劫にどれが本当に良いのか!難しい限りなるであります。生産調整費なるものも余り〔うま味〕のある話でもないのですね、小生など知らない人から見ますと何もせずに
    〔減反〕するだけで国から〔ただ〕でお金を貰うのだとばかり思っておりました。よしんば何がしか作るにしても〔楽な方策〕で楽に国からの調整金を貰うとばかり思っていたのですからね、
     それから日本人の食生活の方も昭和40年代くらいから劇的変化でコメの需要も減ったと云うのも大きいのでしょう。
     何も解らぬ素人がとやかく 米〔Comment〕致しまして申しわけないです。興味深く拝読した結果、この様に思った次第です。

  3. カッコー | URL | -

    Re: 減反その後。

    なるほど・・・。1センテンス読むたびに「ふーん」「へー」と感心しちゃいました。私が知らないことばかりでした。
    「減反すると国から補助がもらえる」という感じで、入り口と出口しか理解していなかったような・・・。

    でもこんなタイミングってあるんですね!だって石井さんが農協の人に話を聞きに行ったのって今週じゃないですか。かなりすごい神のおぼし召しですよ♪その点については本当によかったですね。

    でも日本の農業事情にはまだまだ大きな問題があるということですね。何だかものすごく考えさせられちゃいました。

  4. 石井 | URL | lFH9V1S2

    コメントありがとうございます!

    【A-GYOさんへ】
    ほんとに、赤松農林大臣ありがとうございます!
    に尽きます。笑

    シンプルに考えれば、私は減反の必要はないと思います。
    それに、今の減反政策に満足してるのは一部の補助金経営を
    確立出来ている農家~組織のみだと思います。

    作りたい農家は作り、その結果需給によって価格が決まり、
    農家の所得が決まり、それによって稲作の拡大・維持・撤退を
    農家が選択することでおのずと落ち着く所に落ち着く事になると思います。

    米価が下がれば今以上に輸出や多用途での需要も増えるでしょうし、実際、自家用~小規模の栽培しかしてない兼業米農家にしてみたら、米価がいくらに変動しようが元々生活に与える影響はたかが知れているでしょう。(年収に占める農業収入は微々たるものなので。)

    けれども、
    米の販売価格から一定の手数料を得ることを生業にしてきた某農業団体や、国の国策に従って経営体制を整えてきた超大規模農家や集落営農などの法人の立場から考えたら、今の減反~補助金のシステムを廃止したら組織の維持が危ぶまれると思います。

    その場合、とんでもない耕作放棄地を産む事にもなりかねないのかと・・・。汗 

    なので、現行の減反政策には反対ですが、
    農地保全、収益性の悪い土地型他作物の維持のためには
    何かしらの補助金システムは必要だと思います。



    【中将さんへ】
    苺の定植はこれからでしたか。
    すいません、先走りました。汗

    精一杯噛み砕いて書いたつもりではあるのですが、
    改めて読み返したらなんともお粗末なブログでした。
    すいません。汗

    生産調整自体には、小~中規模農家にとっての旨みは殆ど無いです。

    よっぽど補助事業に特化した経営・スケールメリットを最大限に活かす大規模経営にしないと、
    補助金を貰っても黒字に出来ません・・・汗

    それに、一生懸命育てた米が二束三文で牛さんのエサになる・・・ってのは心情的にも辛いです。 
    ※減反政策うんぬんではなく、はなから牛さんの飼料を効率的に
      作る事を前提にした経営なら別ですが・・・。
     

    自給率アップに関しても、ある方面からは農水省が
    予算を確保する為の数字のマジックだと指摘されています。
    ※日本はカロリーベースの食料自給率は低いけれど、
      金額ベースだと国産品が占める割合が先進国中ダントツで世界一なんだそうです。

    中将さんのおっしゃる通り、日本人の食生活の変化は劇的です。
    それに農業の現状も劇的に変わってきてます。
    それらの変化も見合わせて、減反政策にしがみつかない
    農政の見直しが必要だと思います。





  5. 石井 | URL | lFH9V1S2

    コメントありがとうございます!

    【カッコーさんへ】
    コメントありがとうございます!

    「減反すると国から補助がもらえる」
    まさにその通りなんですが、イメージだと貰えて嬉しい♪
    ですが、実際には一部の合理的な補助金経営を確立させている農家以外は、
    農協との金銭関係など減反政策に従わざるを得ない農家や、
    国策に従って大規模化し減反政策から抜け出せなくなった法人が多いです。 
    フタを開ければ苦汁を飲んでの減反が多いです。

    それだけに、
    このタイミングでの農政転換は非常にありがたいです。汗

    農業も激動の時代なので、
    今後も今までの政策がガンガン変化すると思います。

    しっかりアンテナを張って、
    良い流れに乗れる様に頑張ります(^-^)



  6. ゆたかマン | URL | -

    Re: 減反その後。

    おつむのヨワい私でも分かるように噛み砕いていただいて
    ありがとうございまっす<(_ _)>
    我が農園は毎年 減反の田んぼがあちこちに移動して
    覚えるのに苦労します・・・
    でも 基本 何も変わらず今まで通りかな?
    また少し田んぼが増えるみたいっすけど・・・
    毎年規模が拡大してってるよーな(;一_一)

  7. ume | URL | -

    Re: 減反その後。

    なかなか優れた論文ですよ。この混乱時ですから、先の見えない大義を守るより
    御身第一の方策を考えた方が良いようですね。「誰か(国も含めて)が助けてくれる」なんて考えないことです。その方がたくましく育ちます。ガンバレ トモハル!

  8. 石井 | URL | lFH9V1S2

    コメントありがとうございます!

    【ゆたかマンさんへ】
    コメントありがとうございます!

    私自信も減反政策を理解し切れていないので、
    今後も勉強しながらちょこちょこ書いていきたいと思います。
    間違ってたらスイマセン。汗

    政策の内容も毎度毎度変化するので、
    覚えるのと新しい制度の内容に変化するのが
    まるでいたちごっこです。汗

    ゆたかマンさんの所は若いスタッフさんも多いし
    規模もとっても広いので、地域の担い手として
    大きな役割を持っていると思います。

    農地が年々集まるのも、周りの農家さん達から
    信頼されている証拠だと思います(^-^)

    ただ、規模が大きくなるという事は
    それだけ農政転換で受ける影響も大きくなるので、
    米などの土地利用作物の比率が高い農場は
    今後も一層の注意をしなければならなると思います。

    日本の稲作はドコを目指すのか・・・汗


    【umeさんへ】
    ありがとうございます!

    自分手にはもっと端的に短く、読みやすく、分かりやすく、
    減反の事をまとめたかったのですが、
    まだまだ勉強不足で。汗

    >先の見えない大義を守るより御身第一
    ホントにそうですよね。汗

    余裕を言える状況じゃないので、
    シビアに、したたかに、合理的な選択を出来る様に
    自分を戒めて行きたいと思います。

    他力本願にならず、頼らず、
    自分で立って歩けるように逞しい経営を目指します。

    いまだヒョロヒョロの青二才ですが、
    早く立派な農家になれる様に頑張ります!

  9. 名前記入なし | URL | JyN/eAqk

    Re: 減反その後。

    やっと少しだけ、米を作る喜びを後押しする政策が始まりそうですね。

    以前中国四国の方とお話ししたときに、「全然売れない米だけど、作ることはやめられない」という話を聞いたことを思い出します。

    つまり、畑作の方が用水が少なくて済むから、普段はそれをしている。それでも輪作の関係で、何年かに一度水を張って連作障害抜きをしなけりゃならんのだそうです。つまり、水稲は新潟の畑作でいう、ソバのようなもの。価格からすれば絶対やめられないのだと。

    米の価格が自由化しないと、その分米どころのうまい米が作れないという、消費者無視の状態が維持されるわけです。
    なんだかな~ と言う思いでした。

  10. 石井 | URL | lFH9V1S2

    コメントありがとうございます!

    【? さんへ】
    コメントありがとうございます!

    今回の政策の転換で米の減反政策と農業の担い手育成を
    切って考えてくれた事はとっても追い風になると思います。

    真剣に経営を考えるからこそ
    減反に参加出来ない農家も居たはずですから。

    確かに、新潟でも水田を収益率の高い畑に転作し、
    数年野菜を作ったあと2年ほど水田に戻す農家さんがいます。
    水田に水を張って還元化させる事が連作障害回避にとても良いそうです。

    米に関しては新潟問わず全国で栽培されています。
    日本人にとっては昔は「年貢」という形で
    米はただの農作物以上の意味を意味を持って今日に至っているんだと思います。

    農政のしがらみや各地の米農家の誇り、
    実際の経済・商況との乖離など、
    今後の日本の稲作経営は数年以内に大きく変わると思います。

    今後、減反政策自体が無くなる事も十分にあり得ます。

  11. 山本 | URL | -

    Re: 減反その後。

    俺なんかは内需に限界があるから外にって短絡的に考えてしまうんだが、
    ①山田錦など、日本酒の原料となる米の生産は、食料米と生産工程が全く違うのか?(日本酒って海外でもっと親しまれてもいいんじゃないか、と前の同期会で話が出て)

    ②米の輸出にかかる関税は輸出出来ないレベルで高いのか?(ヨーロッパ層の中間層を狙った輸出と、世界的な日本食の人気を米から高める→米を主食の一つにしていく(実際水の硬度が違う問題はあるが))

    が気になるかな。前にも似たような事を聞いた事があるような気もするけどなー。個人レベルでは難しい事もあると思うけど、需要自体を増やす方法は無いのかな??

  12. 石井 | URL | lFH9V1S2

    コメントありがとうございます!

    【山本さんへ】
    コメントありがとうございます!
    やっと・・・ブログを見てくれましたね!笑

    先輩方のご指摘はごもっともです。

    日本は他の先進国に比べて、
    【圧倒的】に農産物の輸出額が少ないです。

    良く日本の食料自給率が・・・とか、
    国産食料で100%・・・・とか宣伝されていますが、
    世界的にみれば自国で栽培に特化したモノや
    他国に比べ国際競争力に優れている農産物を大量に生産~輸出し、
    自国に足りない作物を輸入する・・・といった、
    世界的な視点からの適地適作が進んでいます。

    高水準の人件費や物価が日本を孤立させているのかも
    知れませんが、人口も減り、内需に限界があるのは間違いがないので
    今後の展開を外国に向けるのは間違いないです。

    現在、日本も輸出に力を入れており徐々に増えつつはありますが、
    いまだ農産物輸出額・量・成長率においては他の先進国の
    足元にも及ばないのが現状です。汗

    ちなみに①、②の質問に関してですが、
    ①山田錦などの酒米は粒が大きく、重く、
     非常に倒伏(倒れる事)しやすい稲の為、
     やはり栽培方法も若干変わってきます。
     
     基本的に酒米は勝手に作れない(全量酒蔵との契約栽培が基本) 為、
     私も栽培した事は無いのですが、 日本酒の消費量の減少に伴い、
     酒米の生産も落ちてきているのが悲しいです。 
     
     NYで日本酒が流行っているそうなので、
     今後のその波が日本~世界に広まってくれるのを期待します。

    また、②に関してですが、
     中国の場合で61%だそうです。(下記農水省の参考URL)
     http://www.maff.go.jp/j/soushoku/boueki/kome_yusyutu/china.html

    ヨーロッパ諸国への輸出の際の関税は勉強不足で分からないのですが、
    ヨーロッパでも今、日本食ブームの追い風を受けて
    コシヒカリやあきたこまちが多く販売されているそうです。

    ・・・・・ただし、アメリカ産の。汗
    その為、価格競争に日本が破れているらしいです。汗

    まだまだ日本は農産物輸出の後進国です。


    次回東京へ行った際に、また色々話しましょう!
    またブログも見て下さいね!


     

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