穂肥まき、そして稲穂成長中(幼穂形成期といいます)。

2014年07月20日 21:53

7月20日の弥彦村。
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じりじりとした日差しはまさしく夏。
九州など、徐々に西から梅雨明けの便りが届いています。
そろそろ本格的な夏がやってきそうです。


この時期、米農家さんたちは一様に散布機をかついで
田んぼに肥料をまきます。この時期に上げる肥料を「穂肥(ほごえ)」といい
文字通り稲穂を実らすための栄養を稲に与える作業です。
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石井農園では7月上旬から数回に分けて、
有機質肥料・微量要素・石灰資材(今年一部の田んぼで試験的に)を
田んぼに撒いていきます。
※穂肥の詳しいお話は昨年のブログにて。


肥料を与えるタイミングや量は稲の葉色や草丈などを見ながら加減します。
特に、稲の葉色はいまどれだけの肥料が効いているのかを図る目安になります。

ただ、品種や栽培方法によっても葉色の変化は様々でして、
一概に葉色の濃さだけですべてを測れない場合もあるので難しいところです。汗
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たとえば上記の二枚の田んぼは葉色が全然違います。

最近では葉色を調べるための検査方法として、SPAD検査(葉緑素検査)を行い
葉色の変化を数値で把握する手法が用いられています。
※一般的には、6月末ごろから徐々に稲の葉色が淡くなっていきます。


そして穂肥を与えているこの時期は、
すでに稲の茎の中で稲穂が育っているのです。
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稲の茎を一本失敬して外皮を取り除いていくと・・・。
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茎の中心部からコロンと採れた白っぽいの、これが稲穂のあかちゃんです。
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ただ今、約1センチ。

これから茎のなかで稲穂はぐんぐん成長し、今月末くらいには
少しずつ稲の葉の間から穂が顔を出してきます。

穂が成長するこれからは稲にとってもデリケートな時期です。
どうか、穏やかな天気が続くことを願うばかりです。


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