畑から田んぼへ

2014年04月14日 22:55

昨年まで長ネギを栽培していた転作田を今年は田んぼに戻すために耕しています。
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通常、稲を育てる前に肥料をまいてから土を耕すのですが、
前年に転作を行って野菜や大豆などを育てていた田んぼの場合は
土が非常に肥えているために肥料を一切いれずに稲を育てます。

※前年の作物栽培で残った肥料分や、一昨年までの稲わらなどの有機物が
 畑にしたことで空気と触れて分解が進み、土中の窒素成分が豊富になっているから。

むしろ、肥料をいれなくても土が肥えすぎているために、コシヒカリなどの肥培管理が難しい稲は
畑→田んぼに戻してからも1年は育てることができません。
※草丈が伸びやすいコシヒカリの場合、転作後の環境だと背が伸びすぎて
 収穫前に稲がべったりと倒れてしまうのです。
 なので、転作後の水田ではこしいぶきやゆきんこなど、
 倒伏しにくい品種を育てます。


土が肥えているといっても、野菜や他の作物を育てる場合には
やはり肥料を施さねばいけません。

そう考えると、少ない養分でも秋には豊かな実りをもたらしてくれる稲は
やはり主食として優れた作物なんだなあと改めて感じます。


コメント

  1. kawa | URL | -

    Re:畑から田んぼへ

    コシヒカリの倒伏しやすいのは何とかならんものかといつも思っています。

    昨年当地では倒伏田が結構あったため、今年からは丈の低い品種に変えようか?と農家のみなさんは検討していたようですが、販売価格や食味を考えるとなかなか踏み切れないようです。

    僕は今年から秘密兵器を使って倒伏対策をとりますが、さて吉とでるか凶とでるか・・・

  2. 1 | URL | -

    Re:畑から田んぼへ

    2014年度は稲作の割合を昨年より増加するんですね!


    少ない養分でも秋には豊かな実りをもたらしてくれる稲は
    やはり主食として優れた作物なんだなあと改めて感じます。

    こんなことを書いているところを見ると・・・・
    人を使ってのネギ栽培は、あまり儲かりませんか???

    残り50aぐらいでのネギ栽培で、人を使わずきっちり収穫できるようにした方が、実入りはいいんじゃないですか?

    個人の農家があまり考えず規模拡大を行うと赤字におちいりますよ!
    損益分岐点をわかったようですね

  3. 石井 | URL | lFH9V1S2

    コメントありがとうございます。

    【kawaさんへ】
    コメントありがとうございます。

    こちらの地域でも県やJAなどの誘導によって
    コシヒカリ一辺倒からこしいぶきなどの早生米の
    格付け拡大などが徐々に進んでいます。

    コシヒカリの倒伏は確かに厄介ですよね。
    最近は秋に台風や大雨が降ることも増えてきたので
    より倒伏が助長されているように感じます。

    KAWAさんの秘密兵器が成功することを願っております。
    ※うまくいったら教えてください(^^ゞ


    【ーさんへ】
    コメントありがとうございます。

    もちろん損益分岐点は把握しておりましたし、
    転作田でのネギ栽培で赤字になることはなかったのですが、
    事前に求めている予想収益をガクッと下回ることはありました。汗(私の力不足ですが。)

    当農園も後半戦は家族労力だけで仕事を終わらせるのですが、基本的に新潟は冬の積雪との時間勝負(11月中から雪・あられが降りだします)なので、
    ある程度の売り上げを求めると、その規模の仕事を
    短い収穫期間内でこなさないといけないことから
    雇用労力を必要としておりました。

    稲に関しての記述ですが、
    多肥を必要としないことはコーンなどのほかの
    作物に比べても必要肥料が少ないと感じるので
    やはり優れているのかなと感じます。

    また、転作田での露地栽培園芸をしていた身としては
    天候(大雨など)による減収が問題でした。
    しかし稲は、水田栽培というメリットもあって
    多少天候が悪くても安定した収量を得られることにも
    やはりすごい作物だなと魅力を感じます。
    ※今後の米価を考えるといいことばかりも
     いっていられないのですが(^^ゞ

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