農閑期、それは土地改良事業の季節です。

2011年11月20日 06:10

所用で長岡方面に出かけた際、毎年の風物詩的な光景を見かけました。

稲刈~秋ぶちが終わり、閑散となった田んぼにて
農機にかわって重機が沢山見られる光景です。
PB050191.jpg
いわるゆ土地改良事業でございます。

土地改良事業ってのは、用水・排水路、ほ場(田畑)・農道整備など
農業の生産基盤を整備する為の工事です。

つっても、例えば排水路には集落や山など地域に降った雨の排水を
行う役割もあるので、広域には農業にとどまらず地域のイラフラ整備って面もあります。

※土地改良事業~引いては農業予算なんかについて
 去年もちょっとブログで触れております。 こちら


土地改良始業ってのはこの時期から工事を初めて、翌春に稲作が始まるまでに
終わらせないといけないので工事関係者の方もさぞ大忙しでしょう。
お疲れさまでございます・・・!

これはとある地域の農道の写真。
PB050192.jpg

道の両脇に積み上げられているのは「もみがら」であります。
PB050193.jpg

もみ殻は素焼きの土管と一緒に土壌に埋め込んで、
暗渠(排水を促す為の地下水路)の為の資材として使われます。
PB050194.jpg
ちなみに、田んぼっていつでも水がじゃぶじゃぶで沼のようなイメージを
持っている方もいるかと思います。

ですが実際には、昨今の機械化された農業に置いては肥料散布や土壌耕起といった
作業性の面であったり、作物の生育コントロール(中干しなど)の面から田んぼに求められる要素は
「水漏れしないこと(保水性)」 と同じ位、「排水性の良いこと(良く土が乾くこと)」が
重要であります。


それによって農地には用水機能と同じ位、排水機能が求められる訳です。
※究極~理想の農地って意味ではFOEAS(フォアス)という技術を
  用いたこんな田んぼも存在します。 以前のブログはこちら。


土地改良事業には国・都道府県レベルでの予算動向や
地域農家負担の額(毎年掛かる土地改良費(維持費)や、工事が行われる際の負担額)、
大規模な農地改良を行う上での地域意見のとりまとめなど、色んな面から私自身も
もっと勉強して、ブログでも発信していきたいなと思っている事柄であります。


TPP、そしてそれに伴うんだか伴わないんだか分からない
政府~某農業団体の唱える農業の大規模化構想がもしも本格的に
進められるのであれば、きっと農地の構造改革(集約化・大区画化)も
いっきに推し進められると思われます。


※TPP・・・ってか、そこにくっつくであろう農業振興策が
  どうなるのか私としては凄く注目しております。  
  ずっと言われ続けてきた大規模化構想が果たしてこれから一気に実行できるのか。 
  農地を流動化させる上で法律的な改正はされるのか。
  ただやみくもに新規就農者を増やす事に力を注ぐだけじゃなくて、農業界の
  入口と出口を整備して人材の流動化を進めるべきじゃないのか・・・etc。
   
  
農政に絡む事柄について、私の様な勉強不足でお尻の青い若輩者が語るのは
一億万年早いとは思いますが、時間のつくれる農閑期(年明け以降)には独り言的な
「日本農業がこうなったら良いのにな」話を書きたいなーって思っています。


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