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稲の生育の様子

2019年05月31日 09:14

田植から約一カ月。
稲の苗達は新しい根を伸ばし、しっかり田んぼに活着しました。

そして新しい葉も増えてきて、徐々に田んぼの緑も濃くなってきています。
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一株ずぼっと抜いてみると、なかなか立派な根になっています。
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伸び始めの根は白いですが、その後稲の根は赤く変色していきます。
これは、根の周りに鉄の層を形成しているから。

根の周りの鉄の層のことを「鉄の鎧」と表現される場合もあります。
これは、田んぼの土中で前年のワラや稲の根が分解される際に、稲にとって有害な
硫化水素やメタンが発生するのですが、鉄の層はその影響から稲を守ることができます。

この根っこの鉄について農研機構のHPに詳しく説明されていましたので、
下記引用です。
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植物の根が水に浸ると腐ってしまう理由として、水中には酸素が少ないため根が酸素欠乏になること、
水田など水を多く含みかつ酸素の少ない土壌では二価鉄イオンや硫化水素や毒性のある物質が生じやすく、
それに根が侵されてしまうのです。

イネは茎葉から根への通気組織がよく発達しており、大気中の酸素が植物体内を通して根へと送られやすいため、
根が酸素欠乏になりにくい性質を持っています。
また、イネは根から酸素を分泌することや根の周辺を酸化的にする性質を持つことが知られていて、
この性質により水田ではイネの根の周辺で有害な二価鉄イオンが酸化されて毒性の小さい酸化鉄を生じ、
これが根の表面に被膜を作って毒性物質から根を守る役割を果たすと考えられています
(田んぼに生えている健全なイネを引っこ抜いて根を洗ってみると、赤褐色をした酸化鉄がくっついていることがすぐわかります)。

このようなことから、イネは水中や水田でも根を腐らせにくく、生長できるのです。

しかし、イネの根もやはり多くの酸素がある方を好みます。
水田にずっと水を深くためておくと、イネも根が酸欠となり、不健全になってしまう可能性があります。

そのため稲作農家では、イネの根の発生や伸長が著しい時期になると水田の水をいったん完全に落として乾かし、
根に十分の酸素をおくるようにしたり、その後は2~3日おきに水をためたり落としたりして、生育に必要な水分を供給しつつ
土中に酸素を供給して根を健全に保つようにと、工夫された栽培管理方法を行っています。
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ふむふむ、へー、なるほどなるほど。


でもって、葉っぱの方を見てみると葉っぱの根元から
新しい葉がどんどん出てきています。

これを稲の分げつといいまして、成長にあわせて株が増えていきます。
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分げつした株からもまた分げつ(孫分けつ)が起きるので、
稲の茎数は倍々ゲームで増えていきます。

※しかし、田んぼでは田植えの時点で数株まとめて植えており、
 また等間隔に苗を植えているのである程度成長すると他の株と競合して
 分げつの数が制限されます(無効分げつ)。

なので、稲の成長は気温が上がるにつれてぐんぐん速まります。
あと一カ月もすると、田面が稲の葉っぱで埋め尽くされて草原の様になります。

風が吹くと稲の端が揺れてとても綺麗なのです。
これからの稲の成長も、益々楽しみです。


タケノコ 2019

2019年05月25日 23:14

我が家の裏山ではタケノコが穫れます。
毎年のことですが、その模様を紹介。

まず、林の中でタケノコを探します。


見つけます。
「あったーーー!」
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掘ります。
「どっせーい!」
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ごろーん。
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掘りあがったタケノコは、地域の直売所などに出品します。
朝どりタケノコは人気商品!
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がしかし、週末は飛ぶように売れるタケノコも、
平日はお客がまばらなのですべてをお店に持ち込むわけにもいかず。


なので、食べきれない、売り切れないタケノコは、水煮缶詰にしております。
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ザクザクっと皮をむいて、

大鍋でゆでてアクを抜きます。
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今日は大鍋2個で3回転。
※掘りたてのタケノコは米ぬかを入れなくても、ただ水で煮るだけで
  アクはほとんど感じなくなります。


その後、村の缶詰施設に持ち込んで缶詰にします。
缶詰施設の様子はこちら(以前のブログ)から。

えごま2019

2019年05月21日 00:25

新潟も最高気温25度を超える日が珍しくなくなり、
季節は初夏、いや、もはや夏? です。

畑では、トマト、キュウリ、ナス、カボチャ、メロン、唐辛子、ピーマン、
枝豆、トウモロコシ、モロヘイヤ、、、など夏野菜の植付に追われております。

その中でも、特にわくわくしている作物があります。

今年初めて栽培する「えごま」です。
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はじめてなので、育苗した苗を植え付ける「移植」と、
畑に直に種をまく「直播」の両方をで試験栽培しています。

このえごまは秋に種を収穫し、「えごま油」を絞ることを目的としています。

最近はエゴマブームで、エゴマ油はその効能がテレビなどで紹介され、
酸化しやすく量が少ないといった希少性から高値で販売されています。

ミーハーな私はテレビでエゴマの紹介を見て、

「へー、エゴマ油たべてみたぁーい」

お店でみつけたエゴマ油の値札を見て、

「へぶっっ!?」

ってなってました。


よし。それなら自分で作ってみよう!
今年はあくまで試験、1アール程度の少量栽培です。

それでも、うまくいったら小瓶に分けて、
お米のお客さんにオマケとしておすそ分け出来たらいいなーと思っています。

今年はエゴマの栽培もちょいちょいお届けできたらと思います。
見守って頂けたら幸いです。

さよなら菜の花畑。

2019年05月13日 22:10

ミツバチの観察用に菜の花畑として放置していたとう菜の畑。
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この綺麗な姿は4月の菜の花畑。

5月に入って花が咲き終わり、徐々にハチの飛来もなくなり、
残されたのは枯れていく花畑と膨らんでいく菜種のさや。

いっそこのまま放置して菜種をとって油でも搾ってやろうかと思ったのですが、
この畑も次は夏野菜に使いたいので、早く菜花を倒したい。

しかし、ここまでそだった菜の花畑をトラクターで耕したら、
さぞかしトータリーに菜の花が絡んで大変な事になるだろうなーと 一人考えておりました。
ハンマーモア(草木を細切れに砕く機械)なんてないしなー。

すると親父(9代目)が「見てろ」と、菜の花畑にトラクターで突入。

ロータリーを地際で逆転させながらトラクターをバックし、
菜花をべたっと押し倒していきます。

端まで行ったら今度はロータリーを正転にして、倒した菜花を
先っぽから砕いていきます。

おおー。
確かにこの方法なら菜花の根が残っているので、急に引き抜けてロータリーに絡むことなく
先っぽから鋤き込んでいくことができます。
※動画をとればよかったー!


あっという間にこの通り。
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菜花が砕けています。これなら分解も早そう。
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このやり方が出来るなら夏野菜の畑準備で追われることもないので、
来年からも収穫の終わったアブラナ科野菜は菜の花として時間の許す限り
畑に置いておこうと思います。


惜しむらくは、まだ一匹もミツバチが私の巣箱に入っていない事・・・。
ハチさーーーーーーん!涙

2019 田植え

2019年05月07日 23:20

今年の田植えが無事に終わりました!
全部で8ヘクタール。
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これから稲は田んぼで5ヵ月成長し、秋に実りを与えてくれます。

しっかり育てよー!