冬菜の生育の様子、そしてさよなら2011。

2011年12月31日 10:00

今年の9月半ば、稲刈りの合間に冬菜(新潟小松菜)の
種まきを行いました。  ※その時の様子はこちら。


10月9日には、うっすらと畝に緑が目立つ様になり・・・
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10月20日にはご覧の通り。
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おひたしにするには丁度良いサイズです。
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がしかし、冬菜はまだまだ収穫ではありません。


11月2日には更に株の勢いが増し、
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11月23日には畝間(通路部)さえ見えなくなりました。
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本当はここまで大きなる前に、葉っぱの上部(3分の1位)を刈りこんでおくと
より株元の太い(重い)冬菜に出来たり、葉が重なる事による加湿・病気を防いだり
出来るんだとか。
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けれどネギの出荷に夢中で、全然冬菜を刈りこんでる暇がありませんでした。汗


12月17日、冬菜畑は雪で真っ白に。
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冬菜の栽培にはこの雪が欠かせません。

一度寒さにあたる事で甘さが増し、冬菜は一層美味しくなります。
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このあと厳しい冬を耐え抜き、雪解けと共に気温が上がってくると
冬菜は新しい新葉を伸ばしてきます。 それを収穫するのです。
※一度雪に当ててからハウスの中に移植したり、畑にトンネルを掛けて冬の内から
 出荷する方法もあります。  去年の収穫の様子はこちら。



冬菜の成長の様に、2011年もあっという間の一年でした。
でも、本当に沢山の事があった一年です。

私の事や我が家・農業経営についても沢山の出来事がありましたが、
なんといっても今年は災害の多い年でした。

3月の東日本大震災と原発事故、そして7月に新潟を襲った水害。
被災地だけじゃなく、全国で様々な取り組みが起こり
人の意識や生活が大きく変わった年だと思います。

2011年もあと14時間。
今年も多くの人に沢山お世話になりました。本当に感謝、感謝です。

皆様、良いお年を・・・!


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FM新潟にて。そして今年は30日が仕事納めです。

2011年12月28日 23:59

実は12月21日と12月28日(今日)の2回に渡って、
FM新潟の番組、Goocha!!の「俺たち長靴族」というコーナーで石井農園を紹介して頂きました。
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番組では農園の紹介や作物の事、土ネギお得情報などを
宣伝して頂きました。 FM新潟の皆様、どうもありがとうございましたー!


ラジオ効果もあって、先週~今週と沢山の方が土ネギをお買い求めに来てくれました。
PB090026_20111229005625.jpg
雪道にも関わらず、皆さんありがとうございました!


そして、ラジオの放送内で年内の営業日をうっかりお伝えし忘れてしまったのですが、
石井農園は12月30日のお昼で仕事納めとなります。

なので、土ネギをお買い求めのお客様は明日~明後日(30日)の
午前中までにお越しいただければ幸いでございます。
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※写真は11月に撮ったモノ。今は農園の周りは雪が積もっております。


今年も残りわずか。
我武者羅に取り組んできたネギ出荷も明日頑張れば今年の市場出荷はおしまいです。
(30日朝の競りを最後に、市場も年末年始休み突入なのです)

その後、年末休みを挟み(といってもその間も後回しにしていた仕事の片付けや
飲食店さんからの注文分ネギの用意をします)、新年は1月4日より通常業務を開始致します。

後1日、歯を食いしばって頑張ります・・・!



※ちなみに、土ネギのお客さんからは
 「農園が見つからなくて探したよー!」というお言葉も沢山頂きました。
  お手数をお掛け致しました・・・・! 
 
  改めて、石井農園・作業ハウスの場所をご紹介。

  石井農園ハウスの場所は弥彦村山崎1076です。
  地図でいうとこのへんになります。

より大きな地図で 無題 を表示

 丸長建設さんという会社の隣に、ひっそりとハウスがたたずんでおります。
 とても地味なので、意図せず隠れ家的なハウスとなっております。  

 是非、探検気分でお越し下さいませ!

菊祭りの銀杏と甘酒大作戦のお話。

2011年12月25日 23:01

時はさかのぼり11月前半のお話。
弥彦神社では今年も盛大に菊祭りが開催されておりました。
※菊祭りの様子はこちら。


その菊祭り開催期間のとある日にですね、神社の正門を出て・・・・
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トコトコトコと・・・・
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温泉通りを真っすぐ150メートルほど歩いたあたりの・・・・
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民家の軒先にて・・・
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石井農園の銀杏を販売しておりました!
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実はここは我が母の実家なり。

母実家より「菊祭り中は通りに沢山人が歩くから、銀杏売ってみる?」との
お言葉を頂き、リアル石井農園直売所・弥彦温泉街店を開店したのであります。
※販売品は銀杏のみ。

どの程度売れるかな~・・・なんて期待半分で銀杏を並べておりましたら、
あれよあれよと道行く人々がお買い求め下さり、あっという間に100袋完売!

平日にも関わらず、超、売れました。
※お買い上げ下さった皆さま、本当にありがとうございました!!


ここまで良く売れるとは想像しておらず、予定していた量を
ほぼ一日で売りきりましてリアル直売所閉店となりました。


菊祭り恐るべし! 弥彦神社恐るべし!

そして改めて体感致しました。
「何を」、「何処で」、「どの様に売るのか」がガッシリはまる事によって
大きな成果が得られるという事を。

地場(弥彦)産の旬の銀杏を、観光客で溢れかえる菊祭り開催中の弥彦神社で、
生産者自身がアピールしながら販売する事により、ここまで売れたんだと思います。



ここで味をしめた私は、更にある事を思いつきました。

「弥彦神社は新潟県内で最も初詣の参拝者が集まる神社だ・・・。
 ってことは、ここで年末年始に甘酒を売ったら・・・ぐふ、ぐふふふふふ・・・!」

そして私は早速クックパッドで甘酒の製法を調べ、スーパーに麹を買いに走り、
石井農園のコシヒカリを使って甘酒を作ってみました。
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これがまた旨くて。 なんと優しい甘さでしょう!
※甘酒があまり好きじゃない妻には「アケビの味がする」と言われました。 
  (甘いだけって意味らしいです)


余談ですが、甘酒には酒粕を薄めて作る「ちょっと酒の香りがする甘酒」と、
米と麹を発酵させて作る「ほのかで優しい甘さの甘酒」の二種類があります。

好みによって意見が分かれる所ですが、私は断然後者が好き!

 
これを沢山作って大晦日~正月の弥彦神社通り(母実家の軒先)で売れば
絶対需要があるだろうと踏みました。


しかし私は、この様に加工調理したモノを販売する場合
「保健所の許可が必要」である事をうっかり忘れておりまして。

調べて見ると既に時遅しなスケジュールである事が判明。
※販売予定日の10日前には申請しておく必要あり。


そして家族からは「そーゆー事はネギの出荷を終わらせてからやれ!」と
批判的な意見がぞくぞく噴出。

ご・・・ごご・・ご・・GOMOTTOMO!! 
※実際、年末年始も市場出荷と契約分のネギ調整作業で
 結構アップアップな状況です。汗


なので今年はネギの出荷に勤しみ、
石井農園の自家製甘酒は家族で楽しむ範囲にとどめます。

しかしいつか、お正月の弥彦へ参拝に来てくれた皆さんの体を温めて、
ちょこっとでも気持ちを和やかにする甘酒販売をしたいと思います。

クリスマスの奇跡。

2011年12月24日 23:14

今年も気が付けば12月24日。
クリスマス・イブってやつですね。

去年のこの日は忘れもしません。
スーパーにお惣菜の買い物に出かけて、ケーキも買わずにうっかり大好物の
「太巻」を買って帰って、奥さんに大目玉を喰らわされました。
去年のブログ。

今年は奥さんから「太巻きはいらない。パンを買ってこい。」という、
断固かつ毅然としたメールを貰いました。 

だから、今夜のディナーはパンでした。
酢飯は正月までとっとけって事です。


さて、そんなクリスマス連休(私はずっと仕事)の新潟はと言いますと、
発達した低気圧が日本海にあるために大荒れの天気予報となっておりました。
今年は激しすぎるホワイトクリスマスだぜ!


・・・のはずでしたが、なぜだか弥彦では
またも「新潟の奇跡」と呼んでもいいほどの青空が広がりまして。
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冬将軍からの素敵なクリスマスプレゼントという事で、
存分に日の光を浴びながら仕事に励みました。

青空の下で働けただけで、とても得した気持ちになれました。
皆さんも、素敵なクリスマスをお過ごしください。

メリークリスマス!


三重から来た研修生、平田さん。

2011年12月23日 21:14

「新潟の奇跡」と私が勝手に呼んでいる先週の晴れ間に、
なんと三重から遥々新潟へ研修にやってきた漢(オトコ)がおりました。
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その方の名前は平田さん。

これから農業を生業にしようと決意し、今年会社を退職されたとのこと。
そして経営作物の候補としてネギの情報をネットで集めている時に、偶然このブログを
見つけて、新潟県弥彦村の石井農園まで研修に来てくれました。

石井農園には農園見学に訪れる人はちょこちょこおりましたが、
「研修させて」と言われたのは初めてでして。

ウチなんぞで研修して果たして満足して頂けるのだろうか!?
という不安があったのですが、この時期は農繁期という事もあり、
仕事は山ほどありまして。   ・・・正直、助っ人は超ありがたい!

そして12月13~15日(研修期間)のあいだ、とにかくネギを
抜いて抜いて抜きまくって頂きました!

平田さんは初めてのネギ収穫とは思えない抜きっぷりで、
バリバリ仕事をこなしてくれました。
※実は石井農園に来る前にも、多品種の野菜を栽培している滋賀県の農場へ
  研修に行かれていたそうです。 どうりで農作業が板についているわけです。


作業の合間(休憩中)の平田さん。
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さわやかさんであります!


そして平田さんにはネギの収穫以外にも、色んな作業を経験して頂きました。
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ネギの根葉切り、皮剥き、選別、テープ結束・・・etc。

調整作業を一通り経験して頂き、その後は市場への出荷を手伝って貰ったり、
早朝の市場にて競りの様子も見学していかれました。
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平田さんの前職は、水産関係の食品を扱う商社勤務。

なので築地などの魚市場に出向く事はしょっちゅうだったそうですが、
青果市場を見学するのは新鮮とのことでした。


そして作業の体験以外にも石井農園のあれこれを見学して頂きながら、
施設、設備、資材、技術(自分の経験してきたこと)など
自分の持っているネギ栽培に関わる情報を出来るだけお伝えさせて頂きました。

私自身もまだ半人前なので偉そうなことは言えませんが、
それらが少しでもお役立てばとても嬉しいです。
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ちなみに、平田さんは現在28歳で私と同い年なんですが、
私は農業を仕事にしてから同年代の人と一緒に働く機会が非常に稀でありました。
※基本、親父や近所のおっちゃん達と働いております。

なので、私にとっても平田さんが農園に来てくれたおかげで
なかなかできない、貴重な経験が出来ました。

会社勤めの時は当り前に感じていた同世代の同僚という存在は、
個人経営の農場では中々得難い存在であります。
しかしその存在は、目線が近い事もあってか互いに刺激を
与えあえる存在であると思います。

まだまだウチは農園規模も小さく、受けれ体制はガタガタでありますが
今後も農業体験や研修の受け入れが出来たらいいなと思います。


最後に、平田さんへ。
研修期間の間、作業を沢山手伝って頂き本当に助かりました。
改めて、ありがとうございました!

そして今後も情報交換していきましょう!

ついにネギ畑にジェネラル・フロスト到来。

2011年12月22日 06:13

最近忙しさにかまけてブログの更新が滞っており申し訳ないです。汗
ここで近日のネギ作業動向をまとめてご紹介。

12月13日~14日の二日間は、私的に「新潟の奇跡」とも呼べるほど
見事な晴れ間が広がりました。(12月にあんなに晴れる事は珍しい!)

この二日間を無駄にしてなるか!!と
一心不乱にネギを抜きまくりました。
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二日間で50M畝を22列、合計1100M分収穫。

ハウスの中は収穫したネギで一杯であります。
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更に作業場にもこれと同じ位掘り上げました。

これで安心と思うことなかれ。
まだ畑には35アールのネギが残っております。

ハウス一杯に掘ったら、皮を剥いて出荷する。
ひたすら出荷、出荷。


そして新潟の奇跡あけの12月15日からは雪が本格的に降り始め、
ネギ畑も真っ白に染められました。
PC160081_20111220230551.jpg
しかも今晩(12月22日夜)からは本格的に荒れだす予報になっております。
巨大な勢力を持った低気圧(ジェネラル・フロスト、冬将軍)が近づいてきておるのです。



これが今年最後の収穫(雪の荒れっぷりでは今シーズン最後の収穫。汗)となる
覚悟で、少し雪足が弱まる予報の昨日・今日(12月21日~22日)はモリモリ収穫しています。
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前回収穫したネギはピッチを上げて出荷してきたおかげで
保管スペースが十分出来た事もありまして、今回もまた15アール分位収穫するつもりです。
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このネギをハウス(ほぼ雪室状態)で保管し、年末年始に出荷しまくります。
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畑に残ったねぎはこれであと20アール。

残りのネギは最悪、雪解け後に春ネギとして出荷するか・・・・(品種は羽緑)。
明日以降の寒波が最小限の被害で収まる事を期待します。汗


就農イベントに行ってきまして。

2011年12月18日 23:36

先月末、新潟県や関連団体が主催する
「新規就農・就業チャレンジフェア」なるものに参加してきました。
PB270015.jpg
これは農業法人と就農希望者のマッチング、そして
新規農業参入者への支援や様々な情報提供を目的に開催されております。

私は運営側の担当さんからお声を掛けて頂き、今回就農者の事例発表という事で
私の事や石井農園のことをちょっこしお話させて頂きました。
参加者の皆様、私の拙い話を聞いて頂きありがとうございました・・・!


そしてその後、求人を行っている農業法人や経営体の方々の紹介がありまして。

大規模な水稲経営、畜産・酪農、露地・施設園芸、農産加工の会社など、
どれも各分野で新潟を代表する経営体が多数参加されておりました。

それぞれの会社紹介では、担当者の方たちから就農希望者へむけて
自社の取り組みや今後の事業展開などが語られていたのですが
聞いているこちらまでワクワクしてくる魅力的な組織ばかりでした。

ちなみに、就農フェアの様子は翌日の新潟日報さんでも紹介されておりました。
PB280016.jpg
農業で食って行くのはやはり簡単なことでは無く、
私も就農してから農業の厳しさをビシバシ感じておりますし、
我が家の農業経営もまだまだ課題が山積みです。

それでも、あの時会場に集まった多くの農業法人さんたちの様に
どんどん経営を発展させて新たに雇用までも生み出す人達がいます。
 
ウチももっと頑張らねば! と、
ふんどしを締めなおす気持ちになりました。

ちょっこしお待ちを・・・!

2011年12月16日 06:33

ブログの更新、また問い合わせやコメントの返信が滞ってしまい申しわけありません。汗

最近は、
・「新潟の奇跡」とも呼ばそうなほど見事に晴れた火・水曜日にしこたまネギを抜いたこと。
・ネギの残り在圃状況が35アール位までやってきたこと。
・三重から研修生がやってきたこと。
・就農イベント、講習会などの農業関連会議での感想。
・農業の今後を大きく左右するであろう「地域農業マスタープラン」の存在を知ったこと。
・いよいよ雪が積もってきたこと・・・・ガクガクブルブル。
・制度利用に関わる各種書類の作成・提出に追われていること・・・ガクガクブr・・・
 
などなど、ブログに書き溜めたい出来ごとが沢山あります。

少しずつでも、必ずや発信していきたいとおもいますので、是非
またブログにお越しいただけたら嬉しいです。

いよいよ雪が降りまして。でも、ネギ出荷はまだまだこれからだ。

2011年12月12日 22:57

最近グッと寒さが増してきまして、バチバチと音を立てながら
ちょっと痛い位のアラレが降る事が多くなって参りました。

車のフロントガラスに雪・アラレがうっすら積もる事も。
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弥彦山もにわかに雪化粧をはじめました。
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周辺地域でネギを栽培されている農家さんはどんどんシーズンを終えております。

例年12月中旬には天候が本腰入れて荒れてくるため、遅くとも
12月上旬までに出荷を終わらせるってパターンがこのへんでは一般的です。
※沿岸に近い砂丘地帯は降雪が少ない為に一月いっぱいまで出荷を続ける農家さんもいます。


うちも去年は12月17日には出荷が終了したのですが、
今年はまだまだ第三コーナーに差し掛かった当たりであります。

ぶっちゃけ、焦っております。 雪こえ―!
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焦りを力に変えて、「ビー、プチ。ビー、プチ。」と、
今日もせっせとネギにテープを巻いております。

ああ、ワンタッチ結束機が欲しい。(約3万円)
欲を言うなら根と葉を同時に縛る電動のダブルワンタッチ結束機が欲しい。(約20万円)
更に欲を言うなら全自動結束機が欲しい。(約150万円)

サンタさーーーーん。



産地リレーの動向でいえば、現在ネギの出荷メイン地域は関東。
千葉・埼玉・群馬を中心とするエリートネギ生産県が主役です。
※関西では鳥取が主役です。

新潟の各市場でも地元農家の出荷切り上げとともに地場産のネギが
少なくなって、県外産のネギの入荷が増えてきました。

こうなると、地場産志向を味方につける事でちっとは
有利に出荷できるのではないかと期待しております。
ってかそうあってほしい。


期待を胸に、とにかく出荷、出荷。
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市場の過去履歴を見ていると、例年12月の3週・4週から正月に掛けて
特に値がでやすい(需要が高まる)傾向があります。
なのでこれから一層出荷ペースを上げていきます。

ハウスの明かりを煌々と灯しながら、とにかく出荷、出荷。
PC100059.jpg
眠い・・・寒い・・・と念仏の様なグチが溢れる時もありますが、
そこは気合いでえんやこら。

ハウスを温める為の薪ストーブの煙突から、
今日もふわふわと煙が夜空に昇っていきます。


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進入アニマル。

2011年12月11日 00:58

うちの作業ハウスの一角には、休憩する為のスペースがあります。
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そこにはお茶とお菓子が置いておあるのですが、先日、
夜中のうちに何者かにお菓子が食い荒らされるという事件が起きました。
※お菓子はしっかり金属の缶に入れていたのに開けられまして。汗

分かっているのはイスやテーブルにこんな足跡が残されていたこと。
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そして犯人は「味しらべ」を集中的に狙って食べているということ。

味しらべは私の大好物でもあります。
くそっ! 犯人もあの甘じょっぱさの虜か!


地団駄を踏みながらハウスで仕事をしていると、
不敵にも犯人はその晩ものこのこやって参りました。
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視線に気づいて振り返ると、そこにはご近所さんの猫。
おまえかー!


ハウスは全ての入り口を閉め切っているのに、一体どこから・・・。

すると猫ちゃんはトコトコと歩きだし、
廃ビニールなどが積み上がった物影の後ろ(死角)に開いていた
絶妙な大きさのビニール穴から悠々とお出かけしていきました。

こんな所に秘密の出口が・・・。いつの間に。汗
とりあえず、猫ちゃんが今後進入出来ない様に穴はしっかり塞いでおきました。



しかしビニールの穴はもとから空いていたんだろうか。
それとも猫が爪でも研いで開けた(破いた)のだろうか?

うーむ、後者であれば猫よけの対策も必要かな。汗



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青果市場という存在について。

2011年12月09日 22:47

私が野菜を取引している県内の青果市場にて。
早朝の競りを見に行くと沢山のネギが並んでおります。
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裸の状態で並んでいるこれらのネギは、個人出荷のネギで
主に地場で消費されます。
(関東へ送る個人のネギやJA出荷のネギなどは基本箱に入れて出荷されます)

競りが始まるとこの活気。
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市場の競り担当者や買参人が威勢よく値を読みあげます。



今年は一時中国産並の安値までネギの値段が落ち込みましたが、
最近は幾らか値段が持ち直し、相低価格内の安値ラインまで水準を回復しました。

この辺りでは3本のネギをテープで1束にまとめて、それを一箱に15束詰めます。
(地域によってこれがL規格であったり、M規格であったりします。重さは一箱5キロ。)
つまり一箱で45本のネギが入る訳でして、最も値が期待できるL規格一箱の価格は
大体1200~1500円くらいが想定ラインです。
 
しかし今年は全体的に軟調で、一時700~800円の価格が結構続きまして。汗

ネギは特に価格下落幅が大きかった野菜ですが、
大根・白菜などの重量系秋野菜は軒並み価格安に悩まされたようです。

※たまに消費者の方に「市場の価格がそんなに安いのに、なんでスーパーの価格は
  それほど安くならないの?」と聞かれる事があります。
  例えば市場価格でネギが一束(3本)30円の価格が付いたとしても、
  スーパーでの小売価格は98円程度が精いっぱいだと思います。
  それは小売店の場合、極端に価格を安くしてもお客さんの商圏や胃袋の大きさは
  決まっている為、売れる量がたいして増える訳でもないからだとか。
  そして小売業者も様々な経費・固定費が掛かっていますので、極端な
  薄利多売に動くことは出来ないって聞いた事があります。
  
  
  

野菜は天候によって生産量が大きく左右されるために、
需供バランスが崩れやすく価格が暴騰と暴落を頻繁に起こします。

そしてそれらの価格変動は野菜生産・農業経営を行う上でも非常に負担になります。

だから安定的に経営を行う為には、生産する野菜の数割は
再生産できる価格での契約販路を持つ事が大事と考えます。

実は私も春から県内の卸業者さんや小売業者さんらと商談を行い、
契約販売の販路を模索してきました。

がしかし。

夏の大雨による生育不良にて出荷スケジュールが大きく乱れたこと。
秋の価格大暴落によって末端顧客(飲食業など)が固定価格の商品から
離れてしまった事などにより、準備してきた計画は全く実行出来ませんでした。汗

私自身の未熟さが大きな要因でありますが、
やはり出荷数量・出荷期間の安定性や取引先との細やかなフォローなど
個人で全てを行うのは非常に大変なことであるってのも今年痛感致しました。


農業を行う上で生産から販売までの全てを己で管理するのが理想だと私も考えます。

お米などの穀物の場合でいえば、商品が保存性に優れていることから
栽培と販売をそれぞれ分けて、全てに取り組む事が出来ます。
(実際、ウチも稲作部門は個人への直売が販路のメインになりつつあります。
 ウチ程度の規模では直売なくして経営が成り立ちません・・・お客様に感謝です!)

しかし、野菜に関しては作業のピーク(収穫・調整)に並行して
販売や営業業務にもあたらねばならなくなる為に個人経営の規模で
1人が何役もこなす場合、非常にシンドイです。汗 

販売業務が忙しくて、生産に手が回らないなんて事になったら本末転倒。




そんな悩みを抱えていた訳ですが、今年から積極的に
市場と直取引するようになってから、市場の担当者から
今後の取引・農業経営について色々な提案をして貰えるようになりました。

作物の提案から販路、取引先についてまで。

契約栽培においても市場に仲介して貰う事で商品供給の不安定リスクを
調整して貰ったり、顧客のフォローを市場が細かく代理してくれることで
より生産に力を入れる事も出来ます。

これは私の様な小規模な生産者にとっては非常にありがたいこと。



現在、市場外流通の増加などにより
地方市場の多くは経営が厳しい環境にあるといわれております。

そんな中にあって、市場も生き残る為にどんどん変化しているのだと聞きます。
生産者と共に発展して行く為に、事業の幅を広げている市場もあります。


山形のある青果市場では、市場が資材の販売・作物の集荷・作物の選果や
農家の負担を軽減する為に出荷調整を手伝ったり、栽培技術の指導、更には
野菜のカットなどを行うパッケージセンターを有して生産者の利益・市場の利益を
高めているんだとか。

※この地域では農協以上に市場が地域農業をけん引しているとのこと。



私もまだまだ市場の仕組みや存在について勉強不足ですが、
自分からもどんどん積極的に動いて学んでいきたいと思います。

市場はモノを右から左に流すだけでは無いのです。
今後もっと市場と色んな付き合い方をしたいと思います。


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ばーちゃん畑の大根2011・秋・豊作。

2011年12月09日 06:54

今年は秋野菜が豊作であるってお話は
ブログでも何度か触れましたし、時折ニュースでもやっておりますね。

その豊作の波は経営作物(販売用)として野菜を育てている農家だけでなく
家庭菜園にもしっかりと現れております。


ばーちゃん畑の大根2011・秋・豊作。
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どれもでっかくて、真っすぐで、見事な大根が大量に採れております。

去年は大根の出来が悪くて、 (というより野菜全般の出来が悪くて市場も高騰)
モンローが足をくねらせた様なセクシー大根とか、短くてずんぐりした
カブですか?みたいな大根とかそんなんばっかでしたのに。

気候というのは本当に作物の出来を大きく左右します。



自ら消費する為の家庭菜園に置いては、豊作は大歓迎!
(出荷の場合、豊作過ぎると価格が暴落するので。汗)
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と、思っておりましたら、家庭菜園でも豊作によって被る被害がありました。


・・・・おでんの具の均衡が乱れるようになりました。

大根の勢力図がハンパ無くて、卵やちくわの肩身が狭そうであります!
美味しいから良いですがね。


※ちなみに、白菜やキャベツ達も特大スイカみたいな大きさに育っております。
 みんな・・・立派になってまぁ! 

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冬迫る!ネギ終盤戦突入!

2011年12月06日 22:37

11月下旬の晴れ間の一コマであります。

はぁ・・・!はぁ・・・!・・・急げ!急いでネギを抜かなきゃ!
急っ・・・!ネっ・・・! ぐはぁっ はふぅっんっ!!
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ってな具合に、たまの晴れ間は我武者羅にネギを抜きまくっておりました。

天気予報でもチラホラ雪だるまマーク(雪ダルマーク)が増えてきました。
今年は例年に比べてとても温かい日が続いているといわれておりますが、
それでも着実に冬が迫ってきている訳です。

雪がどっと積もったり、ちょっと本気の寒波で吹雪いたりした日にはネギが
ボッキボキのメッコメコにされてしまうので、なんつったって冬が怖い訳であります。


畑から見える守門岳(標高1537M)は、先っちょが雪化粧を始めております。
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遠くに見える飯豊連峰(門内岳、標高1887M)に至ってはもう真っ白。
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作業中は私の頭上を冬の使者・白鳥が優雅に羽ばたいていきます。
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もはや冬に片足突っ込んでおります。


えらいこっちゃー! 急げ―!
PC020023_20111205073255.jpg
と、頑張った甲斐がありまして、10日ほどで20アール区画を収穫完了。
この段階でネギの出荷進捗は残り60/150アールとなりました。


そしてついに最後ネギ畑である60アール区画に本日突入致しました。
PC060047.jpg
12月はひたすら出荷に明けくれます。 もう、メリーネギスマスです。
ハウスを利用した保管方法も試しながら、年末年始の相場も狙って行きたいと思います。

ちなみに、この60アール区画は夏にもっとも深刻な湿害が発生した畑です。
※湿害ネギの様子はこちら。


あのネギ達がこうして出荷出来るネギになってくれたことは本当に嬉しいです。
ネギ達・・・!頑張ってくれてありがとう!
そして色んなアドバイスをくれた皆様にも本当に感謝でございます!

ご恩に報いる為にも、とにかく出荷に励みます。
気温は一桁ですが、熱い12月にしたいと思います。


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いわむろやと野菜ソムリエとウチの銀杏。

2011年12月05日 22:43

先月のお話でありますが(ブログが追い付いていなくてスイマセン。汗)、
岩室にある新潟市にある観光施設「いわむろや」へ行って参りました。
PB270010_20111205072848.jpg
いわむろやは、岩室温泉地区を中心とした西蒲区の歴史、伝統文化、
観光資源等に関する情報を広く発信・提供していく施設であります。
いわむろやホームページはこちら。


そしてこのいわむろやでは野菜の直売も行っており、毎週日曜日には
新潟で活躍する野菜ソムリエ山岸さんによる農家さん&食材の紹介イベント
「野菜ソムリエのいる直売所」が開かれます。
PB270011_20111205072858.jpg
このイベントでは毎週一人ずつ農家さんを取材し、その旬の農産物をつかった
調理デモなどが開催されております。

実はこのイベントで「石井農園の銀杏」を紹介して頂きました。
※石井農園の銀杏についてはこちら。

野菜ソムリエの山岸さんは直接銀杏畑に取材に来てくれて、
更にウチの銀杏を使ってこんなに素敵なスィーツまで作ってくれました!
PB270012_20111205072913.jpg
これは「銀杏のブランマンジェ」です。

まさかウチの銀杏がこんなにオシャレなスィーツになるとは!
実際に私も食べさせて頂いたのですが、これがとっても美味しい。
スィーツの甘さに、銀杏の風味が絶妙にマッチ・・・!

常識や従来の考え方に縛られない発想の調理法には驚きと称賛でございます。
野菜ソムリエ山岸さん、凄い方であります・・・!

皆さま、日曜日は是非いわむろやへ。

※野菜ソムリエのいる直売所についてはこちら。
※石井農園の銀杏を紹介してくれている野菜ソムリエ山岸さんのブログはこちら。


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金沢出張、北陸ブロック農業青年会議へ。

2011年12月02日 23:26

先日、石川県は金沢へ日帰り出張して参りました。
(本当は一泊二日の旅程だったのですが、ネギ作業が忙しくて日帰り出張にしました。汗)

目的は「北陸ブロック農業青年会議」に参加する為であります。
PB100030.jpg
これは市区町村など地域ごとに存在する農業青年クラブ(4Hクラブ)が
農業プロジェクト、日々の農業経営などについて発表を行うものです。

今回の北陸ブロックでは、福井・石川・金沢・新潟の各県から
そのぞれの県代表が発表を行い、最優秀発表者は来年全国大会へと駒を進めます。
※去年参加した全国農業青年者会議の様子はこちら。



実は今回、私の所属する地域の青年農業者クラブ、そして私個人が新潟県の代表として
チーム(農業関連プロジェクト)発表、個人(農業・経営について)発表の担当になっておりまして。
PB100032.jpg
私どものチーム発表は、昨年某大手ホームセンターのK社さんと共同で行った、
お米と一緒に消費者と農家の絆も育てる「バケツ稲プロジェクト」。

個人発表は私の就農する迄の経緯、就農してからの取り組み、今後目指す農業について・・・
的な事を発表させて頂きました。

我々は新潟代表として金沢の地に送り込まれたのだから、
こりゃー越後の益荒男として意地を見せねばならんぜよだぎゃあーー!!
と、意気込んで発表に臨みました所・・・・・!



なんと・・・・








ド完敗でございました!

いやー、凄いっす、北陸農業青年。 
今夜はぐっすり眠れるぜってくらい完敗でございました。
PB100034.jpg
他県代表の皆様の発表はめちゃくちゃ良い勉強・刺激・励みになりました。

チーム発表では福井県の青年農業者クラブが
「ホウレンソウの生育予測システムの開発」で最優秀賞を受賞。
地道な基礎研究と試行錯誤の末に生み出された素晴らしいシステムでした・・・!

個人発表でも福井県の代表が最優秀賞を受賞。
厳しい経営を改善すべく、農業を続ける為に無農薬の米作りに挑み、
悪戦苦闘しながら一歩ずつ前進してきた奮闘の日々の記録。
思わず気持ちが引き込まれる発表でございました・・・!



さらに大会コンテンツとして、中小企業診断士・ITコーディネーターを
招いてのフェイスブックを経営にもっと活用しようぜって講演がありました。

WEB環境がいかに変化しているか、ソーシャルメディア(ユーザーが情報を発信して
形成して行くメディア)がいかに有用なツールであるかを学びました。

いやー、フェイスブックってやっぱ凄いモノなのですね!
私も一応利用してるんですが、実際は登録しただけで全然ちゃんと活用しておりません。
こりゃ農閑期になったらしっかり勉強して有効に活用せねばならんと思い知りました・・・!

そんなこんなで濃厚な時間を過ごせた金沢出張。
大会関係者の皆様、とても良い勉強をさせて頂きありがとうございましたー!


※作業の関係上私は日帰りの為に参加できませんでしたが、
  2日目は石川県を代表する農業法人「六星」さんの視察でした。
  ああ・・・・そのツアーにも行きたかったー!涙

言い訳となりましてスイマセン。

2011年12月01日 23:44

気が付いたら暦が12月となっておりました。 ・・・師走!

実は以前、ネギ畑にお越しいただいてのネギ狩りイベント
11月中にやりたいなー、なんてブログで触れておりましたが、
週末の天気が崩れがち、作業調整が出来ない、他イベント・会議とバッティングという
諸々の事情により決行出来ずに11月が終わってしまいました・・・。汗

ならば12月はどうだ!?とも思ったのですが、
11月以上に込み合う予定、そして迫る雪の足音にネギの出荷作業が
追われまくっているという現実により、今月もイベント決行が難しい様相を呈しております。
12月は本当にバタバタ・・・そりゃお師匠さんも走ります。 


もし、ネギ狩りを楽しみにしていたなんて稀有な方がいらっしゃいましたら
大変申し訳ありませんでした・・・。来年こそは、必ず。汗
土ネギ販売は今後も継続致します。 お近くに来られましたら是非!



農繁期だから作業に追われるのは当り前なのですが、
ここ最近は「やらなければならないこと」に心を捉われて
「やりたいこと」に取り組む余裕が無くなっております。

イカン、イカンよ。
日々に忙殺されてると、折角のチャンスやヒントも見逃してしまいそうです。


やってみたいこと、行ってみたい・見てみたい所、会ってみたい人、聞きたい話・・・etc
それらは今もしっかり私の中にたぎっておりますので、今後少しずつ余裕をつくって
取り組んでいきたいと思います。



以上、言い訳でございました・・・!
スイマセンでした!汗