コンバインカー故障(クローラー外れ)。

2011年11月29日 22:53

先日のブログで快調にネギを運んでいた運搬車(コンバインカー)に
悲劇が起きました。
PB180078.jpg
クローラー(足回りのゴム)が外れました。 
正確には、【悪路の中私が無理な運転をした事により】・・・クローラーが外れました。


足回りは泥がまとわりついてねっちょねちょであります。
PB180079.jpg
あー!もー!あぁーーーーん!!
みたいなことになっております。



自分でもなんとか直せないかと足掻いてみたのですが・・・
あー!もー!あぁーーーーーん!  ・・・無理。

こりゃ農機具屋さんを呼んだ方が早いという事でぬかるむ畑に駆けつけて貰いました。
PB180080.jpg
電話一本でスグに現場に駆けつけてくれる所が、
地元・馴染みの農機具屋さんの頼もしい所であります。


ジャッキで車体を持ちあげながらクローラーをはめ直す準備を手際よくしていきます。
PB180081.jpg
コンバインのクローラーをはめる手順というのは、ざっくりと簡単に言えば
自転車のチェーンをはめ直すのと大体同じです。 
前駆動輪をはめて、それから後方駆動輪を調節しながらはめます。

農機具のおっちゃんも、「クローラーも切れてないしスグにはまるさ」と、大した手術じゃないから
ご安心ください的な名医の空気を醸していたので私もホッとしておりました。
弥彦のブラックジャック、ここに現る。








が、




泥がまとわりついて思った以上に作業が難航。
PB180083.jpg
そして、




夜。
PB180084.jpg
「ダメだ! もう見えねぇ!」とさじを投げるおっちゃん。   
え? ブラ・・・ちょっ!? うええ!?

畑で運び出しを待っているネギの束は残り100束近く。 
ちなみに、今晩は遅くから雨の予報。

なので仕方なく・・・キレイな星空の下、ネギ束をぬかるむ畑から担いで運び出し。 
ホント、腰が爆発するんじゃないかって位疲れました・・・。汗



翌朝、今度はユニックが登場。
PB190085.jpg
吊りあげられるコンバインカー。

その後あれやこれやと奮闘しまして、無事にクローラーがハマりました。
PB190086.jpg
やっと直った・・・! 農機具屋さんありがとう!
でも、請求書がすげー怖いです!  

※農機具屋さんに現場出張をお願する場合、修理に掛かった時間だけ
  後に届く請求書の額が大きくなります。汗
  (条件・環境によって作業が難航するから?らしいです)


農業ってのは悪天候・悪条件の中でも作業を進めねばならん時が
多々ある訳ですが、そんな時は機械の故障確立も上がるので注意が必要です。

ヘタに焦ったことで、余計に作業が遅れることになったりもします。
時と場合によりますが、「急がば回れ」なのであります。

気をつけなはれや!!


※自分に言ってます。涙


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プライヤーで銀杏を割るのです。

2011年11月28日 06:43

プライヤーってのはまるで銀杏の外皮をむく為に存在するのではないかと思う位に
銀杏割に適した工具であります。

我が家のプライヤー。 
PA300103.jpg
年季入りまくりです。



この挟み込む幅を調節できる穴を広げるのが銀杏割のコツであります。
PA300104.jpg
広げて使う事で、外殻だけ割って中身の粒を潰さないという
絶妙な力加減を簡単に実現する訳です。


しかも挟む部分のやや内側の空間エリアは、まるで銀杏の為に
作ったんじゃないかって位銀杏にジャストフィットします。
PA300105.jpg
滑り止めのギザギザも銀杏をはさみこむのに適しまくりです。



で、あとは握るだけです。
ばぎゃーーーーーーん!
PA300109.jpg
どんなに怪力で握ろうとも、これ以上締まる事がないので中身を傷めないのです。


あとは割れた外皮を採れば美味しい銀杏が取り出せました。
PA300113.jpg
レンジでチンするなり、フライパンで炒めるなりあとはお好みで調理出来ます!

※写真の銀杏は生のため乳白色をしていますが、加熱すると淡い緑色(翡翠色)になります。


いままで銀杏は好きだけど割るのがメンドクサイ(レンジ・封筒コンボでも上手に割れなかった)
なんて方は、是非100円ショップでプライヤーと買ってきてお試し下さいませ~。

ネギ収獲。コンバインカーと米袋を活用。

2011年11月27日 22:32

いよいよ西高東低の気圧配置となって参りました。

これから新潟の週間予報は太陽なし! 曇!雨!雪!
そのうち雪だるまラッシュ!!となります。  ・・・ガタガタブルブル。


ネギの収穫作業は出来るだけ雨の降っていない日・降っていない時間帯を
狙って行います。 なぜなら雨だとネギが泥で汚れるから。 
PB160068.jpg
泥まみれのネギは皮剥き作業時に一本一本丁寧に泥を拭いてやらねばならず、
非常に作業効率が落ちるのですよ。 (つまり、人件費がかさみます。汗) 

なので天気が落ち着いた日には「ここが勝負!」とばかりに採れるだけネギを収穫します。
PB080018.jpg
雨上がりの畑は地面がぬかるむ為に軽トラックが入れません。

なのでコンバインを改造した運搬車
畑の外に待機している軽トラックまでネギを運び出します。

更にこの時、ネギマキマキ(ネギを収穫する為のネット)の数が限られている為、
石井農園では米袋を代用の収穫道具として活用しております。

一度マキマキの上にネギをまとめた後、ネットを丸めてネギを米袋に差し込み
マキマキだけをすぽんと抜き取ります。 これでマキマキの数が限られていても
沢山のネギを収穫して運びだす事が出来ます。
PB170069.jpg
※写真は収穫のお手伝いに来てくれたMさんと私。

マキマキは1枚1000円以上する資材なので、10枚、100枚と
購入するとそれだけで結構なコストになります。

米袋はネギを移し替える手間こそかかりますが、くず米用の袋(使用済みの茶袋)は
米屋さんが安価(タダ~1袋20円位)で譲ってくれるのでコストを掛けずに大量に用意できます。



そしてこれは土ネギ販売の時に気付いたのですが、米袋は案外大量のネギが入る上に
底部にマチが付いているから直立させやすいのです。
(ネギは横にして置くと上に伸びようと曲がってくるため、真っすぐ立てて保管するのが基本)

また、少し大目(袋がパンパンになる位の量)に袋にネギを詰める事で、
葉っぱが袋の中で張り合う事で支えになってネギが曲がらずに保管できます。


石井農園では200枚しかマキマキがないのですが、
米袋を活用することで一度に300~400束分を収穫できる様になりました。
PB180077.jpg
収穫した束の保管は雨にあたらない様に育苗ハウスに立てかけていきます。
そして悪天候の日には皮剥き~箱詰め作業に専念し、ガンガン出荷しております。
 

米袋を活用した方法にはメリットがある半面、当然デメリットも存在します。

袋に移し替える手間以外に、素材が紙の為に湿っぽい環境で使用・保管していると
当然ながら破れます。(ネギを持ちあげた瞬間底がバリっと抜けます)

それと、気温の高い時期だと保管中にも葉が伸びてくるわけですが、その際
袋が光を遮光してしまうので新葉の色が薄くなってしまう・・・などがあります。
(大体、気温が15度以上になると葉っぱが良く伸びてきます)


なので、市場出荷の際は葉色などの品質を維持する為にも、
大量に収穫するときは今後の気温や天気予報、そして1日どの位掘りとったネギを
出荷調整出来るのかという作業量を把握しておく事も大事です。
※基本的には大量収穫~保管しながら出荷~ って方法が運用できるのは
  気温がぐっと下がって雪も降りだしてくる今位からが実用可能な季節であります。





米袋を使い始めてから、どうすればもっときれいに長期に渡って保管できるか
(ネギの曲がりを起こさないか)日々研究してきました。

と言いますのも、今後本格的な雪が降りだす頃にはそれこそ畑のネギを
鬼の様に抜きまくって雪室状態のハウス満杯に保管して、それを冬の間に
少しずつ出荷することが出来ないかと目論んでおるのであります。

関東と違い、雪の降る北陸や東北では冬はネギの収穫が出来なくなります。
※吹雪によって地上部の葉が吹き飛ばされ、市場におけるネギの商品価値が無くなります。

そこで雪国の人々は冬季にネギを出荷すべく、
ハウス貯蔵、雪中保存(降雪前に収穫したネギを畑に束の状態で植え直して
寒冷紗などで被膜して雪から守る)など色んな方法を試されてきました。
なので私も、それらを参考にしながら自分なりの方法を模索したいと持っております。
それが今年挑戦する「米袋ハウス冬季貯蔵大作戦」であります。

ちなみに、冬季保管されたネギは甘くて、みずみずしくて、とても美味しいそうです。
また、冬の貯蔵についてはおってブログでご紹介致します。



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アグリノート(仮称)、アグロ・イノベーション2011に出展。

2011年11月25日 06:57

以前ブログでも少し触れさせて頂いた、新潟発の農業支援システム「アグリノート(仮称)」。
※以前のブログはこちら。

アグリノート(仮称)はグーグルマップなどの地図上に農地をマッピングし、
作業記録・農薬や肥料の使用履歴・作物の生育状況などを
簡単かつ視覚的に情報管理する事が出来るシステムです。

更に、このシステムはネットでデータ共有するクラウドなので、
田畑で作業した内容をその場で携帯(スマートフォン)から記録したり
作業者間や実需者との間で農産物の栽培履歴をリアルタイムで共有する事も
可能になります。

デモ運用を行いながら農業者の意見を吸い上げ、農業者とIT技術者が
力を合わせてより良いモノへ作り上げようとやってきました。

私も、このプロジェクトの発起人である先輩農家さんのご紹介で
現在モニターとしてシステムを使わせて頂いています。ありがたや。


そんなアグリノート(仮称)が22日、農業新聞に大きな広告を載せました。
PB220002.jpg
2012年春の商用版カットオーバーに向けて、徐々に広報段階に入ってきました。
まずは11月30日に幕張メッセで開催される「アグロ・イノベーション2011」にも出展との事です。

※アグロ・イノベーションとは生産分野と流通・加工分野の各課題の解決を図り、
 さらに各分野を繋ぐ情報システムやソフトウェア、関連サービスを一堂に集め、青果物に関連する
 すべての事業者のサステナビリティを実現し、新たな「農業ビジネス」の進展を促すことを
 目的としたイベントらしいです。(イベント概要を参照・抜粋)
 アグロ・イノベーション2011のホームページはこちら。



ちなみに、広告に使って頂いた背景写真は私とウチのネギ畑です。

私のアゴ周りがなんかちょっとたぷついているのは写真を撮られている緊張と
アラサー男の気の緩み(体の緩み)から来ているのではないかと推察しております。
アゴ痩せしなきゃ・・・!!


このアグリノート(仮称)は、使用者の要望を聞きながらこれからも発展を続けるとの事、
そして今後の発展・更には各種サービスとの連携など、農作物生産現場での作業効率化
だけにとどまらない沢山の可能性が感じられるシステムだと思います。

興味のある方は是非、アグロイノベーションや
システムのホームページなども覗いて見て下さいませ。  

アグリノート(仮称)ホームページはこちら。



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石井農園ネギ直売報告。

2011年11月23日 22:47

先日ブログでもご紹介しましたが、今年は農園の作業ハウスで
ネギの出荷作業をしながら土ネギの直売を行っております。
PB080005.jpg
「新鮮だし、美味しいし、作っている農家はショボイけどまぁそこそこ頑張ってるみたいだから
 ネギは石井さんちでまとめて買おうかしら。」

なーんて近所のおかーちゃん達に言って頂けたら嬉しい。
っつーか言われたい! 言って!!


そんな思いで看板を出していざ販売を開始した訳ですが、
最初は「本当にお客さん来るかな・・・」と自らも半信半疑でありました。




が、




これが結構来てくれまして。
皆さま、本当にありがとうございます!

最初は、ぴょこ・・・ぴょこ・・・・って感じで1~2日おきにお客さんが1人やってくる
ペースだったんですが、すこーしずつ看板の効果や、以前に購入した人の口コミで
お客さんの数が増えてきました。 最近は1日2~3件位お客さんが来てくれてます。

野菜直売では基本的に単価が低い事が直売を行う上でのネックになるのですが
(販売に費やす労力と、商品単価のバランスって意味で)
保存のきく土ネギゆえのまとめ販売(単価1000円)をする事で
自分的には少しずつ手応えを感じている所です。



しかしながらお客さんによく言われたのが、「ハウスの場所、分かりにくい」。


こりゃー、折角ウチの農園を探してくれたのに見つけられずに諦めてしまった
なんてお客さんも居るかも知れない。 それはいけない! もっと目立たなくっちゃ!



ってことで・・・・




ハウスの前にノボリを立てました。
PB180076.jpg
風にたなびく真っ赤な「大売出し」の旗が良く目立ちます。
お散歩中の近所のおばーちゃんも思わず歩みを止めて「あらー!目立つわぁー!」って
お言葉を下さいました。


ちなみに、私的には「いらっしゃいませ」的なニュアンスのノボリを買いたかったのですが
近所のホームセンターには何故か「大売出し」と「メロン」の二種類のノボリしか売ってなくて。

メロン・・・メロンかぁ・・・けどウチねぎしかないしな・・・・うーむ。
っつーことで、止むなく大売り出しのノボリを買ってきた次第です。
※そもそもメロンの旗を立てたら怒られます。



皆様も弥彦へお越しの際に石井農園の看板・ノボリを見かけましたら
是非お気軽にお立ちより頂けたら嬉しいです。

石井農園ハウスの場所は弥彦村山崎1076です。
地図でいうとこのへんになります。

より大きな地図で 無題 を表示

丸長建設さんという会社の隣に、ひっそりとハウスがたたずんでおります。
とても地味なので、意図せず隠れ家的なハウスとなっております。



降臨。

2011年11月21日 06:27

気圧配置は西高東低。
新潟の週間天気予報は太陽マーク一切なし。
こりゃこのへんも近々来るかな、初雪。


そんなどんよりとした新潟の空で一枚。
PB200092.jpg
うっかりなんかが降臨したかと思いました。


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農閑期、それは土地改良事業の季節です。

2011年11月20日 06:10

所用で長岡方面に出かけた際、毎年の風物詩的な光景を見かけました。

稲刈~秋ぶちが終わり、閑散となった田んぼにて
農機にかわって重機が沢山見られる光景です。
PB050191.jpg
いわるゆ土地改良事業でございます。

土地改良事業ってのは、用水・排水路、ほ場(田畑)・農道整備など
農業の生産基盤を整備する為の工事です。

つっても、例えば排水路には集落や山など地域に降った雨の排水を
行う役割もあるので、広域には農業にとどまらず地域のイラフラ整備って面もあります。

※土地改良事業~引いては農業予算なんかについて
 去年もちょっとブログで触れております。 こちら


土地改良始業ってのはこの時期から工事を初めて、翌春に稲作が始まるまでに
終わらせないといけないので工事関係者の方もさぞ大忙しでしょう。
お疲れさまでございます・・・!

これはとある地域の農道の写真。
PB050192.jpg

道の両脇に積み上げられているのは「もみがら」であります。
PB050193.jpg

もみ殻は素焼きの土管と一緒に土壌に埋め込んで、
暗渠(排水を促す為の地下水路)の為の資材として使われます。
PB050194.jpg
ちなみに、田んぼっていつでも水がじゃぶじゃぶで沼のようなイメージを
持っている方もいるかと思います。

ですが実際には、昨今の機械化された農業に置いては肥料散布や土壌耕起といった
作業性の面であったり、作物の生育コントロール(中干しなど)の面から田んぼに求められる要素は
「水漏れしないこと(保水性)」 と同じ位、「排水性の良いこと(良く土が乾くこと)」が
重要であります。


それによって農地には用水機能と同じ位、排水機能が求められる訳です。
※究極~理想の農地って意味ではFOEAS(フォアス)という技術を
  用いたこんな田んぼも存在します。 以前のブログはこちら。


土地改良事業には国・都道府県レベルでの予算動向や
地域農家負担の額(毎年掛かる土地改良費(維持費)や、工事が行われる際の負担額)、
大規模な農地改良を行う上での地域意見のとりまとめなど、色んな面から私自身も
もっと勉強して、ブログでも発信していきたいなと思っている事柄であります。


TPP、そしてそれに伴うんだか伴わないんだか分からない
政府~某農業団体の唱える農業の大規模化構想がもしも本格的に
進められるのであれば、きっと農地の構造改革(集約化・大区画化)も
いっきに推し進められると思われます。


※TPP・・・ってか、そこにくっつくであろう農業振興策が
  どうなるのか私としては凄く注目しております。  
  ずっと言われ続けてきた大規模化構想が果たしてこれから一気に実行できるのか。 
  農地を流動化させる上で法律的な改正はされるのか。
  ただやみくもに新規就農者を増やす事に力を注ぐだけじゃなくて、農業界の
  入口と出口を整備して人材の流動化を進めるべきじゃないのか・・・etc。
   
  
農政に絡む事柄について、私の様な勉強不足でお尻の青い若輩者が語るのは
一億万年早いとは思いますが、時間のつくれる農閑期(年明け以降)には独り言的な
「日本農業がこうなったら良いのにな」話を書きたいなーって思っています。


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ヨレキャン大捜索物語。

2011年11月18日 06:48

私、先日凄ーく大事にしている「ノート」を紛失致しまして、
毎日毎日いても経ってもいられない日々が続いておりました。

日中は作業場など実家・農園周辺を捜索し、
アパートに帰宅してからは事務机周辺や本棚・書類エリア・鞄をひっくり返す日々・・・。

翌朝、皆に会うときは「おはよう」より先に
「ノート見かけませんでしたか?」という問答から始まる日々・・・。


一週間近くこんな日々が続き、もう駄目だとあきらめかけたその時、
農繁期のお手伝いに来ているスタッフさんが軽トラックの運転席で
「あ、ノートってこれじゃないですか?」とそれらしき物体を発見。



ちょっ・・・
PB140053.jpg


それこそが・・・
PB140054.jpg


私の探していた・・・
PB140055.jpg


よれよれのキャンパスノート!
PB140057.jpg
略してヨレキャンだ―――――!!!



軽トラックの運転席の日よけに挟まっておりました!
何故こんな所に!?(でもきっと差し込んだのは私) 
灯台もと暗しー!(もとって言うか頭上にあったけど)
大正デモクラシー!(特に意味は無い)

しかし本当に見つかってよかった・・・。



そもそもこのヨレキャンに何が書いてあるかといいますと、
私が今年行ってきた農業のあれこれが記されております。

作業日時、肥料、農薬、作物の生育状況、天候・災害等の影響・・・etc。
日々気付いた事や改善に繋がりそうなアイデアなんかも書きとめております。
PB140060.jpg
田畑に持ち込んで記録・記帳していたのでノートには田んぼの泥がこびりついています。


実際、ヨレキャンに記帳している情報は定期的にPC~ネットへ、
バップアップと情報整理の為に移してあるのでノートが無くなったからといって
過去の情報が分からなくなることは無いのですが、やっぱり、
一年間苦楽を共に過ごしたノートには代わりのきかない愛着があるんです。

だから本当に見つかってよかった。



皆さんも、もし大事なものをなくしたときは、
車の日よけの裏あたりを探ってみると良いかも知れませんよ!


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振動障害・・・・か?

2011年11月16日 23:42

すこし前のお話ですが、ネギの土寄せ作業を終えた後
指先が2~3日しびれるって事がありました。
PA300117.jpg
最初は「うむ、我が指も疲労が溜まったのか」と思い過ごしておりましたが、
ふとネットで調べた所、どうやら振動障害という疾患ではないかという情報を見つけました。

※振動障害についてはこちら。


振動障害とは削岩機(さくがんき)やチェーンソーなど
振動を起こす機械の仕様による健康障害で、手指のしびれ、腕のだるさ、
脱力感などを引き起こすんだとか。

さらに超時間の作業や寒い環境での作業によってより発現し易くなるんだとか。



私の仕事環境を振り返ると、

管理機・・・・20年以上のシロモノでかなりガタつきます。土寄せ時には
        エンジンもフルスロットルでガタつきMAX。

作業時間・・・貴重な晴れ間を無駄にしない様、晴れの日に
        1日中土寄せに没頭する事もあり。

気温・・・・朝晩かなり冷えてきました。 寒いです。


それらを考慮するとやっぱこれは振動障害じゃね?・・・怖っ!やばくね!?
っつーことで私は対策を考えました。



これが対策であります。
PA300118.jpg
軍手を三枚重ねております。 もっこもこのギッチギチです。

こうする事により機械から伝わってくる振動を和らげ、さらに
指先を冷やさない事で障害が防ぐ訳です。

実際、もっこもこのギッチギチ軍手で作業した所、
一日土寄せに没頭しても指先が痺れることはありませんでした。
今後はこのスタイルで作業したいと思います。




これからの時期、寒さが益々厳しくなります。

農家だけに限った話ではありませんが、
野外での作業(機械を使った除雪も危険性あり?)を行う方は
くれぐれも指先のケアにご注意くださいませ~!


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長岡駅に石井農園ネギ、登場。

2011年11月15日 21:15

野菜が並べられた商品棚の・・・
PB050199.jpg


このあたりに注目です。
PB050198.jpg


い、い、い、石井農園のネギが並べられております!
PB050197.jpg


じつは先月末より、先輩農家さんの紹介で長岡駅ビル(COCOLO長岡)にテナントを構える
やさい・くだものの店シミズさんにて石井農園のネギを定期的に扱って頂ける事になりました。
PB050196.jpg
事前に私と先方で相場や希望価格を互いに擦り合わせたのちに買いとって頂く為、
こちらは納得した価格で販売する事が出来ますし、実際に自分の名前を前面に出して
売り場で扱って頂ける事は励みもなり身も引き締まります。

私も実際に店舗に伺い、売り場を見学させ頂きました。 そしてその際、
来連したお客さんが私のネギをよく吟味して買って行かれる場面を見る事も出来ました。
(興奮して「それ私が育てたんです!」としゃしゃり出た事も数回。汗)

市場で仲買人さんにネギを吟味されるのとはまた違った緊張感と、
実際に食べてくれる人達との会話はやはりお店に立たないと味わえない経験です。


そして先日配布されたチラシにも・・・・
PB070205.jpg

石井農園の名前が!
PB070204.jpg
なんだか凄くじーん・・・としました。
このチラシは大事にとっておこう・・・。


小売店さんと直接取引するのは今回が初めてですが、
ネギの評価やお客さんの評判(売れ行きなど)の情報を直接把握できるのは
凄く大きな魅力だと思いました。 

実需者の意見を聞きながら、もっと良い製品作りに励みたいと思います。


今回の取引を紹介してくれた長岡市の先輩農家さん(久保農園さん)、
そしてネギを扱ってくれたシミズさんには本当に感謝感謝です。 

皆様、もし長岡駅ビルをご利用することがありましたら、
是非「やさい・くだものの店シミズ」さんにお立ち寄りくださいませ~!


※石井農園のネギは主に週末の売り場に登場します(土・日)。
  今週末も登場する事になるかと思いますが、天候(雪・風)により
  ネギが傷んだ場合は出荷を見合わせる事があります。 
  何卒、ご了承くださいませ。
  
  
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石井農園の自作ねぎ掘り取り(根切り)機

2011年11月14日 05:55

就農してから(ネギ栽培を開始してから)3年。

ネギの収穫と言えばスコップと我が両手のみで行ってきました。
P9290135.jpg
今年も手作業で行ける所まで行ってやろうと思っていたのですが、
今年は秋のネギの気候が良くネギが良く太り~根もガッツリ広がりまして
ひっこぬくのがしんどいことしんどいこと。汗


ネギ農家さんの多くはこの収穫作業の負担を軽減する為に、
「掘り取り機」なる機械を使ってネギを掘り起こします。

それは自走するコンバインの様な収穫機械であったり、
ネギを土ごと掘り起こすトラクターのアタッチメントであったり、
畝を崩す為の特殊な刃を付けた管理機であったり・・・と、様々です。

ネギは全国的にもメジャーな野菜だけあって、掘り取り機などの作業機械は
色んなメーカーから発売されております。

どれも凄く魅力的な機械で喉から出が出るほど欲しいのですが、
設備投資にビビりまくりな私はどうにも導入に踏み込めませんでした。


そしてとりあえずの急場しのぎとして、掘り取り機を自作してみました。
PA240078.jpg
積載部を外した整地キャリアの骨組みに、適当な鉄材とパイプを
溶接して作った掘り取り機をボルトで固定しました。


掘り取り部の刃ですが、これは廃品として放置されていた
コンバインの刈り取り刃(使用済み)をリサイクルしたものです。
PA240077.jpg
コンバインの刃は鋼で出来ている為、薄いけど強度があります。
溶接で曲げた後、念の為鉄材で補強もしてあります。


この掘り取り機はトラクターの故障による入院期間に、
親父が農機具屋のおっちゃんと一緒に作った品物でして
資材の殆どを廃品で補った為に製作費は各安でできました。
※溶接に掛かった工賃がちょこっと位。


で、肝心の使い心地はといいますと、
ネギの根っこを切りながら僅かに土も動かしてくれるので
ネギの引き抜き~収穫がダイブ楽になりました。

実際に稼働させた時の動画もアップしてみましたのでご覧頂けると嬉しいです。


メーカーさんの製品には遠く及びませんが、急場しのぎの
製品としては満足できる活躍であります。

しっかり稼いで、ゆくゆくはちゃんとした設備投資を行うか、
それとも自作掘り獲り機の研究を続けて2号機を開発するか・・・。

・・・今後の面積次第ですね^_^;



ちなみに、掘り取り機1号機は現在も使いながらちょっとずつ改良していってます。
刃の角度を変えたり、トラクターとの結合部分を少しずらしてみたり。
PB030169.jpg
タイヤの後あたりに見えるVの字の木枠は、ネギを掘り獲る際に
先に収穫した隣の畝を地ならし(軽トラ等が入りやすいように平らにする)する為に
取り付けました。  これなら収穫と地ならしも一石二鳥。


最近親父の口癖が「・・・ちょっと改良にいってくる」です。
ちょっとコンビ二行ってくる・・・のノリで作業の合間に農機具屋にいってます。


掘り取り機自体は機構が簡単なモノなのですが、この経験を糧に
今後も作れそうなもの・こんなったらいいなと閃いたものは自作してみたいと思います。

ネギの相場も相変わらず安いですが、お金がない時こそアイデア絞って
日々の作業にハリを出して行きたいと思います!


銀杏2011。

2011年11月13日 22:43

一月ほど前にさかのぼりまして、10月中旬のお話。

石井農園の銀杏収穫が行われました!
PA140015-1.jpg


ことしは去年に比べ、全体の粒数(収量は)3~4割ほど少ないですが、
それでもなりの良い木はぎっしりと枝に実をぶらさげています。
PA140013.jpg
収穫の際は木の下にネットを引いて、
一気に実を落としてからまとめて回収します。

去年の銀杏落としの動画があるので参考にご覧頂けたら幸いであります。

銀杏のスコールでございます・・・!


ネットに落とした銀杏は軽く葉っぱを取り除いたのち、
ネットに詰めて作業場に持ち帰ります。
PA140016.jpg


今年も中々の大粒です。
PA140020.jpg


持ち帰った銀杏はネットに入れた状態のままで水に漬けます。
PA170038.jpg
こうすることで皮をふやかし、キレイに皮(果肉)を取り除けるようにします。


数日ほど水に付けたのちに、今度は専用の皮むき機に銀杏を入れて
種だけをツルンと取り出します。
PA240070.jpg
銀杏の皮むき機には色んなタイプがありますが、
ウチの機械は何本かのブラシが回転しながら果肉を取り除いて
種(銀杏)を磨きあげます。 

一度に処理できる量は少なめですが、
ブラシのおかげで果肉が残らずキレイに仕上がります。


皮を剥き終えた銀杏はコンテナに移し、
風当たりの良い所で水気を飛ばします。
PA270092.jpg
ここでちゃんと殻を乾かしてやらないと匂いが残・・・る気がします。
※しっかり皮剥き・洗浄~乾燥させた銀杏は臭くないのですよ。

その後適当な目合いの枠を使って銀杏の粒を選別して小さなものを取り除きます。
PA300102.jpg
ウチの銀杏は藤九郎(とうくろう)って品種で、結構大粒なのが採れます。


最後はネットに詰めて完成。
PA300100.jpg
白・・・大袋(500グラム)、赤・・・小袋(250グラム)。


石井農園銀杏は現在岩室の直売所で販売して頂いております。

道の駅として物産販売や様々なイベントも開催される新潟市観光施設いわむろや、そして
美味しいジェラートで有名なレガーロを展開するフジタファームさんの直売所「メルカート
にてお買い求め頂けます。

弥彦~岩室へお越しの際は、是非覗いて行ってみて下さいませ~。



弥彦菊祭り開催中。

2011年11月12日 07:00

現在我が弥彦村の弥彦神社では、「菊祭り」が絶賛開催中であります。
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県内外から集まった沢山のキレイな菊が、
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境内を埋め尽くしております。
DSC_0003.jpg

平日にも関わらず多くの人が神社を訪れております。
DSC_0010.jpg
駐車場には観光バスも沢山止まります。


菊の品評会も行われ、特に素晴らしい菊には一等や二等等の札がついておるのです。
DSC_0007.jpg
それらの等級を見ながら菊の出来栄えを見比べて歩くってのも楽しいですよ。

また、菊を使ったこんな大きな作品(富士山)や、
DSC_0009.jpg

一本の菊でこんな沢山の花を咲かせる品種もあり(大作り菊だったかな?)、
見ていて飽きないですよ。
DSC_0014.jpg

菊祭りは11月1日~24日迄開催です。
DSC_0012.jpg

菊祭りと合わせて、弥彦山や弥彦公園の紅葉も見ごろですよ。
DSC_0020.jpg
是非是非、秋の行楽に弥彦へお越し下さいませ~!






鹿もおります。
DSC_0026.jpg



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看板作り~そして土ネギ販売開始!

2011年11月11日 22:52

作業の合間を縫って、土ネギ販売の為にえっほえっほと看板を作りました。
PA230068.jpg

ベニヤ板、適当な木材、カッティングシート・・・etc。
資材費3000円程度で看板を制作。 
(農閉期になったら、もっとちゃんとしたのを作りたいと思います。汗)

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そしてついに設置であります。


ネギ畑から―
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ズームして行くとー
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(このへんでは結構車の通りの多い道脇の、) ハウスに貼りつけられた―
PB080009.jpg


看板が登場!!
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この看板の右奥100Mにはー
PB080012.jpg


石井農園ハウスが登場!
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ハウスボロっ!!

石井農園ではこの時期、ハウスの中でほぼ毎日ネギの出荷作業を行っております。
ネギ作業を行っている間はこの「ネギ販売中看板」が表に出ておりますので
もし、土ネギ買ってみようかな~と、思った方は是非是非お気軽にハウスまでお声掛け下さいませ。

私~もしくは家族の誰かが基本ネギの皮むきとかやってます。


ちなみに、まずは【土ネギ7キロ、1000円】で販売を開始しました。
土ネギ7キロってのは、大体この位です。
PB090026.jpg
写真は結構太いネギ(主に2L)ですが、購入の際は作業場に運んできたネギの中から
お好きなネギを7キロ分選んで買って頂こうと思っているので、お好みの太さを選んで
詰めて頂けます。


お渡しの際はこんな感じで米袋にいれる予定です。
PB090027.jpg
米袋は丈夫だし、適度に通気性もあって中のネギがムレなくてすむので
このまま涼しいところに立てて保管する事が出来ますよ。

今後農園での直売だけでなく、土ネギの販路開拓も行っていきたいと思います。
きっとこれから冬の備え需要として、土ネギ人気は高まるハズ・・・ってか高まってほしい!



ちなみに、石井農園ハウスの場所は弥彦村山崎1076です。
地図でいうとこのへんになります。

より大きな地図で 無題 を表示

丸長建設さんという会社の隣に、ひっそりとハウスがたたずんでおります。
とても地味なので、意図せず隠れ家的なハウスとなっております。


ネギはまだまだ山ほどあります。
是非お近くに来た際は、石井農園にお越し下さいませ~!

そりゃ弱音を吐きたい時もあるさ。

2011年11月08日 22:34

題名の通りではありますが、私も弱音を吐きたい時がそりゃある訳です。

というよりも、ブログでは努めて前向きに振舞っておりますが
実際の私という人間は結構ネガティブな思考に翻弄されてる事が多いです。
誰も居ない畑で膝から崩れ落ちることだって日常茶飯事。

弱い部分も私であります。

弱っているこの日この時に書いたブログを後で読み返して糧になる事もあろうかと思います。
なので今日は恥を忍んで思いっきりグチったろう!と筆をとった・・・いや、
パソコンを開いた次第であります。





最近は長らくネギの相場が低迷していることから、
正直、心労が溜まっております。

需要と供給のバランス~引いては相場価格の安定を待つべく
10月までは騙し騙し出荷ペースを落としてきたのですが、流石にここは新潟県。
これ以上収穫作業を遅らせると「雪害」でネギがボロボロになるリスクが極めて高くなります。

つー事で、11月からはやむを得ず我武者羅に出荷している訳です。


早朝と夜は市場に出向いてネギの出荷状況を見てまわったり、
市場のネギ担当者や卸さん達に現状や今後の見通しなどを聞いて回り、
日中はネギの収穫と皮剥き~選別などの出荷作業に汗を流します。

ネギに限らず秋冬野菜をやっている農家さん達は皆この時期大忙しであります。
年末~正月の相場が終わる迄「農繁期地獄が続きます」って農家さんも少なくないはず。


にもかかわらず、11月は農業関連の会議や催しが多かったりします。
これひとえに稲作中心の日程調整と思われますが、秋冬野菜(ネギ)農家としては
「会議は雪降ってからやろうぜ!」と心の中で叫んでおります。

が、私は念じる事で会議の予定を変えられる超能力がある訳ではないので、
毎晩粛々と必要書類の制作など準備を行っている次第です。


日中の疲れもあって、まぶたが重い事重い事。

こうなってくると、ブログの更新が後手に回り出してきます。
農繁期はブログを書く時間があったらその分寝たい・・・ってのが農家の本音。
でも、農繁期ほど色んな出来事がある訳で、ここで辞めてたまるかと意地で更新しています。
(コメントやメールフォームからのお問い合わせのご返事も遅れてしまい申し訳ないです。汗)

書きたい事は沢山あります。

ネギの掘り取り機の自作品が完成して作業を助けてくれていること、
先輩農家さんの紹介で石井農園ネギがスーパーのチラシに載ったこと、
冬菜やのらぼう菜などの冬野菜たちが驚異的な成長を見せていること、
弥彦神社が菊祭りで凄く盛り上がっていること、
道の駅にて石井農園銀杏がもりもり出荷中なこと、
土ネギ計画が進行中なこと、
気が付いたらブログを書きはじめて4年目に入っていたこと、
加熱しているTPP議論やそれに伴う農業振興策で思うこと・・・etc。

これらはコツコツ、ブログにしたためていきたいと思いますので
是非今後も覗いて頂けたら嬉しいです。




最後に、ネギの事をもうちょっとだけ。

先にネギの相場が低迷中と書きましたが、その背景は潤沢な供給、
そしてイマイチ盛り上がらないネギ需要(気温が高く鍋食材が不人気とか)によります。

更に、相場が軟調なことから多くのネギ農家さんが出荷を控えており、
未だ畑に沢山のネギを残しているんだとか。 先日行われた農協関連の会議では
本来この時期出荷が終盤戦を迎えるはずの東北産地がまだ4割程度のネギを圃場に
抱えている状況だ・・・って共有があったとか。 

そしてそれら産地については、
新潟と同じく雪害リスクの関係上これから一気に市場に流れ込むとか。

今後気温が下がって間違いなく鍋関係の食材は活気が出てくるはずですが、
需要と供給のバランスがどの程度改善されるかはまだまだ不透明です。


そんな状況の中で、「こんな年もあるさ」とか、「来年はきっと良くなるさ」と
割り切った考えをしている農家さんも少なくないです。

でも、今日お話した農家さんは違いました。

その人は兼ねてより何度か情報交換をさせて貰っている方で、
稲作中心の農業法人を営んでいて、去年より複合経営の規模を拡大すべく
ネギ栽培に参入しました。

私とは比べられないほどの規模でネギ栽培を拡大し、
生産に伴う機材・資材・施設なども多分ウン千万単位で投資されています。

私は、きっと今年の相場でさぞ苦しいかじ取りを迫られているだろう・・・と思っていたのですが、
その人はかなり前向きな思考でおりました。

「来年は、更にネギ栽培の規模を拡大して今年の倍はやる」と。


その人曰く、

今年の相場をたまたまと思っていてはいけない。
県(普及所)・JAなどの旗振りでネギを振興している産地は少なくない。
それにタバコの廃作に伴うネギへの参入はまだまだ今後も増えてくる。

相場を待つんじゃなく、この相場でもやっていける経営が出来ないとダメだ。

と。


その人は規模の拡大で単に薄利多売を進めようとしている訳では無く、
スケールメリットによる一層のコスト削減、そしてロックオンしている取引先(某ラーメンチェーン)との契約栽培を行う為に必要な規模を試算して動き出していました。



私も、ただ相場の回復を待つのではなく、どうやったら相場環境が低調な中でも
やっていける経営に出来るか、もっともっと考えねばならんと思い知りました。

市場・市場外とわず自分の経営に見合った取引先を考えることはもちろん、
生産の見直し、販売の見直しももっと考えねばならないです。

突き抜ける迄ネギに特化すべきか、
それとも経営に占める他作物の比率を上げてリスクを下げるか。
こんな相場の時こそ、しっかり考える良い機会にしたいです。




なんか書きたい事を書きたい様に書いてたら幾分か気分もスッキリ。
ブログの内容はめちゃくちゃだろうと思いますが、たまにこんな日も大目にみて下さいませ。

明日からまた、ガッツリ農業頑張ります!


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石井農園の菊。

2011年11月07日 22:29

ばーちゃんの畑ではこの時期、食用菊が咲き誇っております。
PB020140.jpg
新潟や山形のひとたちは菊を良く食べるんだとか。
ウチのばーちゃんもこの時期モリモリ菊を食べております。


食用菊の品種といえば、「もってのほか」や「かきのもと」などが有名であります。
もってのほかは薄赤色、かきのもとは紫色の菊です。


では、ウチの畑で咲いているこの黄色い菊はいったいなんて品種だろう?と思い、
畑の主であるばーちゃんに聞いてみました。


すると、



「しらね。雑種。」
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と一蹴されました。



そういえば、この時期菊が咲き誇っているのはウチの畑だけではありません。
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弥彦神社では11月1から「菊祭り」が行われております。
県内外から集まった菊が神社を彩るお祭りです。

後日、菊祭りの様子についてもブログでご紹介出来ればと思います。

石井農園ネギ出荷。

2011年11月06日 22:20

夜が明け始めるころ、ネギを車に積んで出発します。
PB020130.jpg


行き先は最寄りの青果市場です。
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先のブログでも述べたように、今年私は農協さんへの出荷と合わせて
直接自分で市場に野菜を持ち込む個人出荷(個選)も行っております。

個人出荷を行っている背景には、自分の野菜を自分の名前で出品し
直接市場で仲買人や卸人さん達の評価を聞きたいと思った事や、
市場や流通の仕組みについてもっと勉強したい・・・等の理由があります。
PB020133.jpg
ちなみに、通常は市場への野菜の持ち込みは夕方~夜中に行われます。
※ウチの近所の地方市場の場合なので、市場特性や地域によって違いはあると思いますが。

そして夜の内に市場では、事前に寄せられている大口の注文(量販店や業務筋)等に
集荷された野菜を振り分けて行きます。

そうなのです。
市場で流通する野菜の殆どは朝の「競り」が始まる前に買い手が決まり流通して行きます。
※これらは市場担当者と買い手側の話し合いや市場価格を参考にして
  売買がなされる相対取引といわれております。

組織として多くの商品数を担保できる農協の場合は買い手側からの信用も高く
市場での扱いも優先される傾向が強いです。
それにより、朝の競りを見にっても自分が農協に出荷した野菜は市場で見かける事がないです。

逆に個人出荷する野菜の場合は数量が不規則な事もあり、
良くも悪くも朝の競りによって価格が付けられます。
※勿論個人でもまとまった出品を出荷する人や、品質で高い評価を得て顧客がついてる場合、
  競りを経ずに買い手が決まっていく場合もあります。


朝6:30分。競りが始まります。
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赤い帽子をかぶっているのは皆仲買人や八百屋さん達です。
出品者・商品ごとに野菜や果物を順番に競っていきます。

競り中は競り人の大きな声や、価格の駆け引き等が感じれてとても興奮します。


そしていよいよ私のネギの競りの番です。
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緊張の瞬間であります。


競りが始まると多くの買人さんから手が上がり、
この日出品されている個選のネギの中では最も良い値段を付けて頂けました。
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今年はネギの相場が非常に低調な事もあって、平年と比べれば価格は安いですが
現在の相場の中でそこそこ良い評価を頂けた事はモチベーションになります。

今シーズンは今後も小まめに市場に通って市場の仕組みや相場感を養いながら、
買い手側のニーズの把握(小売用途の買い手、業務用途の買い手によって結構異なる)など
勉強して行きたいと思います。






石井農園ネギ箱完成。

2011年11月05日 22:24

私は去年まで生産したネギのほぼ全てを
農協さんに出荷しておりました。

いわゆる組織での出荷、共選(共同選果?の略)というやつです。

しかし今年からは農協さん経由の出荷と並行して、
個選(個人選果?の略)での市場出荷も行っております。


新潟の農協さんは「やわ肌ネギ」というブランドで県内外に
ネギを出荷しており、市場での影響力も強いです。

でも、農協さんの枠の中に入ることで得られるメリットもあれば
自分の個性が薄まってしまうというデメリットもあります。

自分の名前で出品したとき、自分のネギが
どのように市場で評価されるか把握したいと思ったのです。
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市場へ個選出荷するために、専用の箱も作りました。
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当初は自分が必要とする程度のロットで独自箱を作れば
今以上(農協さんで箱を買う)のコストが掛かると覚悟していたのですが、
良い段ボール会社さんを知人の農家さんに紹介してもらい、結果資材費の
コストダウンとなりました。 (その節はありがとうございました!)


現在は出荷に全力を注いでおりまして、調子のいい時は
日量で100箱を超える日も出るようになってきました。
PB030175.jpg
今年は個選出荷の勉強として、新潟県内の各市場に荷物を振り分けています。

直接市場に足を運び、市場担当者や卸さん達からお話を聞かせてもらうのは
非常に勉強になることが多いです。

次回は市場での出荷~競りの様子などをお伝えしたいと思います。


ネギゴミ捨て。

2011年11月04日 23:10

農業ってのは作物を収穫する際、それに伴う大量の残渣(ごみ)が発生します。

残渣の程度は作物の種類や収穫方法・調整方法によりけりですが、
例えば米の場合は大量のもみ殻が出たり、ブロッコリーや葉野菜なんだと
取り除いた外葉部分がたっぷり出たりします。


ネギの場合は根っこ・葉先(ダンボールに入る長さにカットする為)と、
剥き取った皮が大量に残渣として発生します。

作業場をフル回転させた日は、半日で軽トラック1台分もの残渣が出ます。
PB010122.jpg
しかも結構重い・・・!汗

排出される残渣ってのは往々にして処分に困るものです。
処分する手間もそうだけど、ドコに捨てるのかって問題もあります。

これらはすべて植物残渣、つまり有機物なのでしっかり分解させれば堆肥にもなります。
でも、その為にはしっかりと発酵させる事が出来るスペース・設備・環境が必要です。
(匂いの問題、液が地下浸透しないかなどの地盤施行の問題、酸素供給の為の切り返し重機の問題など)


田んぼや畑に残渣を撒いて鋤き込む(土に還す)方法もありますが、
野菜残渣の場合は次回作の病原菌発生源にもなりますので
後作物の種類によっては連作障害を誘発するリスクもあったりします。



なもんで石井農園では、ネギの残渣を裏山に持っていきます。
PB010126.jpg
※勿論自分ちの所有地です。 不法投棄では無いのであしからず。汗
  

トラックを林道に横付けして、谷へ向けてどばっと。
PB010128.jpg
この山は石井農園の筍収穫地帯でもありますので、
ネギの残渣は来年の筍の糧となる事でしょう。


ネギから竹へと、物質は循環されてゆきます。


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新潟日報さんと熊本・岩手農業誌にて。

2011年11月04日 23:00

先月末、新潟日報さんの「無中人」という企画で
ちょこっとだけ石井農園~私の事を紹介して頂きました。
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スポンサーは県の観光協会さんで、新潟の食・文化・産業などに
関わる若者を毎週紹介して行くんだとか。

私の前後では芸子さん、桐たんす職人、旅館の若女将など
色んな業界で頑張っている同世代の方々が紹介されておりました。  

ちなみに、私の記事を見た先輩農家さんから「石井君!写真が変顔だったよ!」と
すかさず連絡がありましたが、先輩、写真はいたって真顔です。 私はそーいう顔でありんす。

記事の内容はインタビューをもとに記者さんがまとめて下さったのですが、
素敵に紹介して下さっていて感激でした。 ありがとうございました。






また、今年の8月に熊本の農業雑誌「AGRI」、
10月に岩手の農業雑誌「農業普及」にて10代目ブログの紹介をして頂きました。
PA310119.jpg
どちらの雑誌でも発行後に「記事みたよー」っていう連絡が両県にいる知人農家さんや
偶然にも以前からブログを呼んでいてくれた方などから届きまして、
農業界は日本全国色んな所で繋がっているなと改めて感じた次第であります。


ちなみに、この原稿の依頼を受けて書き上げたのが去年の10月です。
PA310121.jpg
なので作物の栽培面積やブログのアクセス状況等は、
若干現在との時差がございます(^_^;
最新の数字などは現在のブログをご参照して頂けると幸いです。


両県の雑誌担当者の方には、ブログを紹介して頂いて本当に感謝です。
改めてありがとうございました!

今後もコツコツとブログの更新を続けていきたいと思います。




畑にハマったトラックの救出。

2011年11月03日 22:56

ネギを収穫する時、軽トラックで畑に乗り込みます。

野菜を畑から出荷調整する作業場へ運ぶ際には、
なるべく野菜の近くまでトラックを近づける事が省力化になるからです。


しかし!

当然ながら畑ってーのは道路と違うのです!
車が走り易い様にアスファルトで舗装されている訳ではないのです!

雨が降ればたちまち地面はぐしょんぐしょんのべちょんべちょんとなって牙を剥きます。
四輪駆動の軽トラであろうとも、たやすくタイヤが滑ります。

また、野菜の畝などの凸凹に車体がうっかり乗り上げてしまったら最後、
タイヤが浮き上がってこれまた身動きが取れなくなってしまいます。
畑は危険がいっぱいなのですよ!





「でも、まぁ、私も今年で農業3年目(3作目)ですし?
 私位になると畑でハマる心配もないんですけどね。  ふふん♪」









なんてゆー慢心から、こーゆー悲劇が起きるのです。
PA240075.jpg
うっかりトラックの腹が畝に乗り上げ、
タイヤが宙に浮いてしまってどうにもならない状態です。

トラクターにひっぱりだして貰い事なきをえました。汗



畑をなめたら・・・・阿寒湖!  




※そーいえば以前、現代農業(農業雑誌)の特集で
  「軽トラを畑で乗りこなそう」的な特集がありました。 
  ハマった時の脱出法や対畑用のオプションパーツの紹介などのってたような。
  バックナンバー取り寄せてみようかな。