6月末の稲の様子はこんなであります。

2011年06月30日 23:55

梅雨らしく雨がつづいておりましたが、
今日は梅雨の中休み的な晴れ間に恵まれた弥彦村です。

いやーー、太陽、暑いですね。
そして空気も潤いたっぷり。湿度がぱねぇです。

さて。稲が順調に生育を続けております。
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ちょっと写真では見難いですが、青いポールが二本立っております。
そのポールに挟まれた部分の稲を、10日毎に生育調査しております。

草丈、茎の数、葉の色、葉の数などを記録するのですが、
葉っぱなんかはどんどん生えてきてもじゃもじゃのわさわさになって何が何だか分んなくなるので・・・

この様に直接番号を書き込み、葉っぱが現在何葉目まで出てきたか調査します。
P6300017.jpg
現在、草丈58、茎数35、葉数9.6です。

このへんから稲は茎数が少し減り始め(光の競合などで何本かの茎は無効化します)、
もうじきするといよいよ「穂」が作られ始めます。

体を作るステージから、子孫(種)を残すステージへと移っていく訳です。
確実に、稲刈りが近づいてきております。

6月末のネギの様子はこんなであります。

2011年06月30日 23:50

とある畑のネギは、至って順調です。
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梅雨もなんのそので、ギュンギュン成長してやるぜって勢いが感じられます。


またある畑では、葉っぱにやや枯れ上がりが見られる箇所があります。
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これは長雨による影響で、根っこに湿害が出ていると思われます。
雨はもう沢山だー。 早く梅雨明けして頂きたい。


更にある畑では、草がぴょこぴょこ生えてきました。
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この草は・・・・米(コシヒカリ)です。

去年まで田んぼだった転作田なので、
秋に稲刈りでこぼれた籾がどんどん芽吹いて参りました。
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稲を抑え込む為に、追って管理機で土と一緒にこねくり回してやろうと思います。
雑草(一応コシヒカリ)は小さいうちに叩くに限ります。

畑で管理機を走らす為にも、、、早く梅雨あけて―!(土乾いてー!)

「梅」雨の時期ですよ。

2011年06月27日 20:12

梅雨です。

梅が雨に濡れております。
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結構良い大きさになってきました。


あれ?

そーいえば去年、梅酒作ったんじゃね?







ってのを思い出して、押し入れから梅酒(2010製造)をひっぱりだしてみました。
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漬けこんでしばらくの間は「まだかなー」とか、
ちょっと味見して「梅(旨めぇ)ーーーー!!」とかキャッキャほざいてたんですが、

気が付けば「やっぱ夏はビールだね!」とか、
「あー、体がポカリしか受け付けない」とかになって次第に梅酒の存在を忘れてしまっておりました。
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私の中で記憶に埋もれた梅酒の時は止まっておりましたが、
それでも熟成は進み去年とは段違いの琥珀色に。


そして時は動き出す。
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梅(旨めぇ)ーーーーー!

濃厚だから、ソーダで割りも良さそうですな。





梅の木は全然手を掛けていないので品質も決して良くないですが、
今年もお米をご注文下さった方で梅が欲しい方がいらっしゃいましたら
オマケとして同封させて頂きます。

ご注文時、備考欄に「梅欲しい!」的な事を書いて下さいませ。
一キロ程度の青梅をお付けいたします。

しかし今年の梅は、例年にない位実が少ないです。
(原因は去年の猛暑?それとも春先の低温?)

なので梅サービスは今週中?位の限定になると思います。
無くなり次第の終了ですので、何卒宜しくお願い致します(^^ゞ


※ちなみに我が家の梅酒・梅ジュースの作り方を紹介した
 2009年の記事もよかったらご覧下さいませ。 こちら。

 梅酒、梅ジュース、梅干し・・・自分で作るのは楽しいですよ~!

梅雨、大雨が続きます。でも、今年は違うぜ。

2011年06月26日 07:00

数日前から北陸、新潟も本格的な梅雨空となりまして、
連日恵みの雨が降り過ぎております。  誰か梅雨前線のバルブ閉めて―。

雨だけでなく風も強いです。
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稲、超斜めになってるのが分かりますでしょうか。
私もマイケルのゼログラビティが出来そうなくらい斜めに煽られております。


さて、こうなってくると地域の排水許容量を超えないかどうかが心配です。
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我が地域の排水路は、最大47m3/sの排水能力があり、
25mプールの水を10秒以内に空っぽにすることができるほどの力があります。


それでも、亜熱帯化が進んだ昨今は想定以上の大雨が降る事が多く
(特にこれからのゲリラ雷雨シーズンは)、水門のキャパを超えて排水路が逆流することもあります。
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今のところはなんとか排水キャパを超えることなく済んでおります。
※去年、この地域の排水環境について調べた記事はこちら。


ネギ畑もこの大雨にも関わらず、滞水する事なく踏ん張っております。
P6240247.jpg
そして、この状態が維持できているのは私の日頃の努力のたまものでもあると思うのです!
(ザ・自画自賛!)

去年の今頃なんてこれですよ! ⇒ 大雨に溺れるネギ畑。
思い出すだけで凹みます!


3年目の今年はネギを大雨から守るべく、めいきょ(畑に掘る排水溝)の本数を増やし、
畑の外周だけでなく中央部にも数本排水溝を施して雨水の逃げ道を作りました。

更にサブソイラ+弾丸暗渠(地中の排水路)を施すことで、
地中の固い層を壊して雨水が地下に浸透し易くするなどの対策をしたのです。
※春の排水対策の様子はこちら。

それらの対策が功を奏しているのだと思います。
取り組みの効果が実感できるのは何とも嬉しいものです。やってよかった。


さて、今後も大雨のシーズンは続きますので気を引き締めていきたいと思います。
そして、転作田である事は変わらないので、これからも畑の改善について勉強し
取り組めることから挑戦して行きたいと思います。

奥さまと畑。

2011年06月24日 06:48

うちでは出荷用の作物を育てる畑とは別に、自家用の野菜を
ばーちゃん(ほぼ80歳)がハウスの脇で育てております。

ばーちゃん本人もなんの種播いたかちゃんと把握していなかったりするくらい、
結構色んな野菜を育てております。(放置プレイな野菜もあり。汗)


夕飯の食材調達のために奥さんもその畑に収穫に行くのですが、
埼玉の割と都市部からお嫁に来た奥さんにとって野菜の成長や畑で土から
生えている状態の姿は初めて見るものが多いらしく、新鮮な体験をしているようです。


葉っぱを伸ばし畑に生えているタマネギを引き抜くのも初。
浮き上がる玉をみて「ラピュタ・・・・!」と、ひとり感激していました。
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土から離れては生きられないのよ。  (ごもっともです)


さやえんどうの収穫中には、収穫の遅れた豆(もやはグリンピース級)のさやを
重量級の幼虫と勘違いして恐れおののいていました。
P6190201.jpg
そんな姿を見ているとこっちも中々楽しいものです。
いつか石井農園として米やら野菜やらの収穫体験を沢山の人に提供できたらって思います。
※まずは作業的なゆとりを作る必要あり。汗


鎌で稲刈りとかも良いけど、実際にコンバインとかで稲刈りを体験して頂きたい。
「実際の農業ってのはこーいうもんだ!」ってのを体感した方が、
個人的には老若男女問わず楽しんで頂けるのではと思っております。
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奥さんも去年の秋、初コンバインに大興奮。「コンバインすげー」って言ってました。

台所で食材を料理する機会の多い女性(もちろん男性も料理する、しなきゃ。)、
そしてこれからの農業・食を担う子供たちにこそ、色々体験させてあげたいなって思います。
ちょこちょこと出来る事から、企画して行きたいと思います。


※話が変りますが以前、長野(確か)で女性が中心となって大型機械を操縦し
 広大な農地で稲・大豆などを栽培する農業法人の話を聞きました。
 女性が大きな農機でバリバリ土を耕す姿は「カッコイイ」と思います。
 これについては、また後日ちょっとブログにアップしたいと思います。
 
 

上陸ちかし。

2011年06月22日 21:44

ちょっと前まで田んぼでスイスイ泳いでいたオタマジャクシ達が、
気が付いたらこんなんなってました。
P6190174.jpg
このオタマともカエルとも呼びかねる発展途上っぷり。

個人的には、カエルの成長(変体)は
生命の進化の過程を見ているようです。

水中生活から、手足が伸びて、陸に上陸。
そのうち二足歩行でも始める気なんじゃないか。



さて、話は変わりますが、私はどんなにちゃんと爪を切っていても
軍手の人差し指と中指がスグに破れてしまいます。
※その後遅れて薬指が突破されます。

決して眼つぶしの練習に精を出してる訳ではなく、
普通に仕事してるんですが。是非是非メーカーさんには、
指先の素材を強化して頂きたいですぞ。

6月のネギは高いのです。

2011年06月22日 19:45

畑の隅っこで緑肥(アンジェリア)が紫色の花を咲き乱れています。
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緑肥に埋もれ、ネギがひっそりと生えているのがお分かりでしょうか?
記憶にも埋もれ、うっかり存在を忘れておりました。汗


このネギ、実は去年の秋に収穫せずに畑に残していたネギなのです。

ネギ達は冬を超え、春(4~5月頃)ににょきにょきと蕾をつけました。
そして私は、片っ端からその蕾をむしり取ってやりました。


ネギは蕾が顔を出し始めると(とう立ち)、芯が固くなり商品価値が下がります。
※とう立ちネギは出荷NGな地域も多いはず。

そこで早い段階で蕾を取ってやることで、ネギの栄養が新葉に回り
蕾の付いた芯の脇から新しいネギ(新芽と呼ぶべきかな)が育ってきます。
ちょっと分かり難い表現ですね。汗


その新葉を育てたのが彼ら(緑肥に埋もれたネギ)なのです。
試しに一本ぬいてみると・・・。
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今で分岐点長(棒部分の長さ)25センチ位。


外皮を剥いで見ると、なかなかに長ネギらしくなってきております。
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今年植えたネギはまだ葉ネギ程度の大きさなので、
それと比べれば随分立派なネギです。


実はこの初夏の時期(5月から6月)ネギはとう立ちの関係から、
一年の中でもっとも市場への供給量が少なくなります。

多分、スーパーへネギを買いに行った方の中にも
なんかこの時期は高い・・・。なんか品質がイマイチ・・・。
って思った方もいるはず。


大げさに言えば、この時期のネギ作りは冬にスイカを作る様なモノでして、
逆にこの端境期に良いネギを大量に栽培出来たならば農業経営に弾みがつく訳です。


そこで私も、越冬ネギの調査をする為、初夏採りの可能性を探る為・・・
そしていつかはネギの周年化につなげるべく、常日頃よりネギの栽培実験をしています。
(完全に存在を忘れていましたが!)



初夏採りの方法は色々あります。
私の様に蕾を摘んでネギの脇芽を育てる方法、秋にネギを植えて
蕾が出来ない程度の幼さで冬を越して初夏まで育てる方法、
そもそも蕾のつかない品種(坊主不知)を育てる方法・・・etc。

しかしどの方法も一長一短があり、なかなか簡単では無いのです

今後も品質や収量などをみて色々な品種・栽培方法を試しながら、
いつか自分なりの初夏採り~そして周年化の体系を確立したいと思います。

忠犬との戯れ。

2011年06月20日 20:45

畑でせっせと仕事をしておりましたら、なにやら視線を感じました。


はっ!・・・・と振り返るとそこには、




犬。
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あれはたしか、ご近所さんの犬。

1人暮らしのおばーちゃんに飼われていて、
一輪車を押しながら畑に向かうおばーちゃんに寄り添って歩き
おばーちゃんが畑仕事をしている間、その様子をじーっと見守っています。

なんだか見ていると和んでしまう、温かいオーラをもってる犬なのです。


私は兼ねてからその忠犬に深く興味を持っており、
いつか心を通わせたい(撫でたい)と思っておりました。

きっとそのチャンスは今。 犬の名前を呼びかけながら、
小鳥の様に口笛を鳴らしてウェルカムな雰囲気を溢れさせる私。

「よし・・・よし・・・よってきたぞ・・・!」(心の声)
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しかし忠犬は私の間合いに入ることなく通り過ぎ、


奥の用水路にダイブ。
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ざぶざぶとしばらく水中歩行を続けて・・・


ブルブルと体の水をきって、
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来た道を戻りながら私をさっと一瞥し


「見せもんじゃねーぞ。」って顔をして


おばーちゃんの元へそそくさと帰って行きました。
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どうやら、用水路で水浴びをする為にわざわざ田んぼまでやってきたようです。
確かに今日はハンパ無く暑かった。 あやつの毛、結構モフモフしてたしね。

私は石ころ並に相手にされなかったけど、犬っていいなと改めて思いました。
犬のいる農園に憧れます。・・・猫も可。 


※あ、念の為ですけど、わんちゃんは基本つないでお散歩しましょう(^^ゞ
 

よみがえるか?キャベツの破片達。

2011年06月18日 22:02

ネギ畑の真ん中に生えている一本の草。
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実はこれ、キャベツです。
しかし、種をまいた訳ではないのです。


ではどうやって生えてきたのかといいますと・・・


キャベツ茎の破片からです。
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収穫を終えたキャベツ畑をトラクターで耕した際に、
キャベツの残渣(外葉や茎など)を有機物として鋤き込みました。

その欠片から新たな命が芽吹いてきた訳です。
驚異の生命力!(脇芽かしら?)


当然、私は思う訳です。
「これを育てたら・・・またキャベツになるんだろうか。」と。


こんな風に茎から蘇りしキャベツはぴょこぴょこと生えているので、
ちょっと集めてネギ畑の端っこに植えてみました。
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残渣戦隊、ヨミガエルンジャー!


はてはて今後の展開はいかに。
また、忘れられた頃に経過をお伝えしたいと思います。

地下水位制御システム「FOEAS」

2011年06月17日 22:03

先日、農地整備を担当されている県職員の方から
このあたりの農地についてお話を聞かせて頂く機会がありました。
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するとなんとお隣の燕市に、全国的にみても先進的な土地改良技術を
取り入れた田んぼが存在する事をしりました。


さっそく現地視察。(少し前の写真なので稲も小さいです)
P6050099.jpg
数年前に、農地の集約化と区画の大規模化を行ったこの地域では
田んぼ一枚の広さが1ha(100M×100M)もあり、とっても広いです。


そして、この地域に導入された先進的な技術とは、
「FOEAS(フォアス)」という地下水位制御システムなんです。


このFOEASとは、暗渠の出口に特殊な弁を取り付けることで
地下水位を調節する事が出来きます。更に用水路と暗渠を繋ぐことで
「地下潅水」を行う事も可能なのです。今までの暗渠とは大きく違います。


つまり、地下水位を作物や作業に合わせて調整できることで、
今までできなかった作業の幅を広げたり(乾田直播など)、田んぼで園芸作物栽培に
挑戦できたりと田んぼを汎用的な農地として使えるようになる技術なのです。

※興味のある方は「農業 地下水 FOEAS」で検索を。システムの概要がでます。
※より詳細のメリットについては、「フォアス メリット」で検索を。
 PDF資料が出ます。



そして、なんといっても驚きなのが作物の収穫量の違い。

このシステムを取り入れた農地では、適切に地下水位を管理できる様になったことで
大豆の収獲量が300~400キロまで増えたんだとか。
P6050100.jpg
上記の数字は坪刈りによる推定収量なので、実際に大型機械で
ガシッョガシッョ収穫すればこぼれ穂が出てもうちょっと収量は減ると思います。

ですがこの地域の水田転作における大豆の収穫量は
確か10aあたり200キロ未満だったと思うので、確実に増収効果がある訳です。



FOEASすげー。

私としては、もしこのシステムを導入した農地を使えるならば
水田と園芸の複合経営において、田んぼで稲作ったり野菜作ったりと年によって
水田と畑の長所を活かし合うような輪作体系を組みたい所です。
P6050098.jpg
なぜならば一般に水田~園芸輪作では、
野菜作ってから米・・・野菜栽培で土が肥える。(キャベツとかは米の収量が上がるらしい)
米作ってから野菜・・・水田にすることで雑草の種や病原菌が死滅する。
と、言われておるからであります。
 
ただし、水田・園芸輪作をする為には「水持ちが良く」「水はけも良い」という
水環境に優れた水田である必要があります。(矛盾するようにも聞こえますが。汗)
なのでFOEASの様なシステムが必要になります。



いっそ、全部の農地でFOEAS導入出来れば最高なのですが、
当然大がかりな土木工事にはそれなりの予算が掛かります。
・・・10aあたり130万だったかな・・・ぐふぉっ!

大体は国(もしくは県?市町村?それとも両方?)が9割、
土地を持つ農家が1割ほど工事費を負担するらしいのですが
現在は自治体も農家も、皆お金に余裕がありません・・・汗

※お金の問題だけでなく、農地の整理・集約化にともなう
 土地の移動で揉めるので話が進まないって面もあります。
 



そこで私は思うのですよ。
(ここからはあくまで私がふと思った個人的な意見です。
 深い思慮や想いがある訳ではないので、かるく流して下さいね。)

現在日本の農政は稲作における戸別保障制度などに多くの予算を割いております。
これらの制度・もしくは日本の農政の多くは「水田」にぶら下がり、もしくは
振り回されてきたように思います。

ならばいっそのこと、「水田」という概念(地目)をなくしたらどうだと思います。

戸別保障につかってる財源で水田の農地改良をどんどん行って、
なんでも育てられる汎用的な農地、効率的な栽培が出来る集約的農地を作る。
そのかわり、水田へ給付されていた補助は返上。

田でもあり畑でもある、なんでも育てられる「汎用的な農地」で、
米だろうが野菜だろうが経営のなりたつように栽培していく。。。的な。


もちろん、それはそれで問題だらけなのは分かっております。
仮に大豆が10a400キロ採れようが、今の価格ではよっぽど良い取引先
でも見つけない限り補助なしではやってけませんしね。

ですがきっと現行の補助と引き換えに土地改良を希望する農家もいるでしょうし、
畑作農家から見たら、自分達と同じ作物を作っているのに
地目が田んぼってだけで優遇される事を理不尽に思っている人もいるはず。

・・・うん・・・まぁ、なんかまとまらなくなってきました。汗

ただ、県職員の方が言っていた、
「これからは、田んぼで米を育てることだけを考えていてはいけない。」
って話はふむふむと思いました。

とにもかくにも、FOEASには凄い可能性がある!ってはなしです。       

ブロッコリーからネギへ。

2011年06月16日 19:44

先月からわっせわっせと収穫を行ってきたブロッコリー
ようやく収穫が終わりまして、後は茎や葉っぱが残るのみとなりました。
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これは決してゴミでは無く、有機物として土づくりの礎となります。


ドドドド・・・っとトラクターで土と一緒に細かく砕くと、
さっきまでそこがブロッコリー畑だったのがウソの様ですな。
P6150142.jpg


その後トラクターで溝をほり(畝をたて)、
P6150148.jpg


今年最後のネギ苗を植え付けてあげました。
P6160150.jpg
ちょっと遠めに写真を撮ったのでネギ苗が見えませんが、
溝の中にしっかりと苗が植わっております。

一月もすれば、青々して来るはず。
このネギは12月に収穫予定となります。


さて、新潟も本日梅雨入りしたとの報を聞きました。

これからは天気が優れない日も増えてくるかと思いますが、
ネギ定植も全て終わり、忙しさの山場は越えましたのでホッと一息です。

最近更新が滞りまくっていたブログについても、
もうちょっとコンスタントにアップして行こうと思います。




※PS、ここからくどい農業ネタです。
 ブロッコリーの残渣等の有機物や未熟たい肥などを畑にすき込むと、
 微生物分解により一時的にピシウム菌って輩が増えてきます。
 
 この菌が増えると野菜の苗が立ち枯れ病になったりするので
 有機物を畑に鋤き込んだら半月~一月(時期にもよる)程度は
 畑を休ませてから次の植え付けに入るってのがセオリーです。
 (有機物を無機物へ変化させるのです)

 しかし、農家も状況によってはスグに次の作業に移りたいものです。

 そしたら以前大学の先生から、「ブロッコリーの残渣鋤き込み後スグに
 ネギを植え付ける農家さん達がいるが、その畑では特に問題も起こっていない。」
 という話を聞きました。

 何故なのか詳しく聞くと、どうやら長ネギの場合は溝を掘って
 その溝底に苗を植え付けることで、鋤き込みによって土に含まれた
 未熟有機物の多くが通路部分に寄せられて蓄えられるとの事。

 その為、ネギが成長して土寄せを行う頃には生物性の安定した土となっており
 結果としてネギをスグに植え付けても生育に支障をきたさないのではないかといったものでした。

 去年実際に私もブロッコリー鋤き込み後スグに試験的に定植してみましたが、
 問題なくネギは成長しました。 

 なので今年も鋤き込み後スグに定植してみました。
 梅雨が来るのが怖かったのもありますしね。汗 (雨が降ると畑は耕せなくなります)

 今年は10a全てでスグ定植。 今後の経過もしっかり観察します。

 ※念の為、このお話は参考程度にとどめておいて下さいませ。
  セオリーは基本死守する方が良いです。出来るなら有機物はしっかり分解させましょう。
  あと、未熟有機物を含んだままだと分解時に虫(タネバエ)が集まり易くなる
  可能性があるので、注意する必要がありますぞ。 
 
 

81歳とさくらんぼ。

2011年06月13日 22:13

6月に入り、じーちゃんの盆栽的果樹の一つであるさくらんぼが赤く色付いてきました。
P6040082.jpg
じーちゃんはさくらんぼが雨の被害(実割れ)に合わない様にビニールを張り、
鳥についばまれない様に網を張って、大事に大事に育ててきました。

じーちゃんは、先月の25日頃から「待ちに待った収穫じゃぁ!」と
ばかりにサクランボをもぎまくってたのですが、

しかし食ってみたら・・・まだとても酸っぱかったです。汗
その頃はまばらに黄色みもかかっておりまして。
粒によっては眉間にしわの出来る酸っぱさ。


けど、じーちゃんはもしゃもしゃ食べて、満足げです。
「今日は50粒食った。明日はもっと食うぞ。がはは」なんつって、
毎日毎日、そりゃーもうさくらんぼ漬け。 

81歳の老人はチェリーに囲まれて幸せそうでした。


6月に入ってしばらくすると、さくらんぼの赤さが一層増してきました。
どれどれと私が一粒食べて見ると、驚きの甘さとなっておりました。

「これがさくらんぼの真の味か・・・!!」 
本気出したさくらんぼの味に驚きというか、ちょっと感動。 
さくらんぼ、旨ー。


よし、明日から私も50粒食ったるぞ!と思っていたら、
いつも間にやらビニールとネットが取り外されて、さくらんぼが丸裸になっておりました。
無防備な真っ赤なさくらんぼに、ハイエナの様に群がる鳥・鳥・鳥。

じーちゃんに確認したら、「食い飽きたから、取った」との事。
食いはじめるのも、カバーを取るのも時期尚早、でもそれを止めるには時すでに遅し。 

そんなに生き急ぐなよ、じーちゃん。汗 

2011、中干し開始。

2011年06月10日 22:55

先日、田んぼの水を抜きはじめました。
P6080119.jpg
これは田んぼの土を乾かす「中干し」という作業です。


目的としては稲の生育コントロールがあります。
P6080121.jpg
この時期稲は成長しながらどんどん茎を増やして行きます。
これを分げつと言います。

茎が増えて稲株が大きくなるのは結構なのですが、
あまりに茎が増え過ぎると後に光や養分の競合で折角増えた
茎が枯れていってしまいます。

そうなると稲に無駄な養分を使わせてしまう事になるので、
予め生育をコントロールし(水を抜いて分げつを抑える)
必要以上に茎が増え過ぎないようにしてやるのです。


また、中干し作業にはもう一つ目的があります。
それは「稲の根に新鮮な空気を送り込む事」です。

気温が上がってくると土中の有機物(去年の稲ワラなど)分解が進み、
それに伴ってメタンなどのガスが発生します。

踏み込んだ足の周りからポコポコ沸いてきてるのがガスです。
※ちなみに、動画の中で見られる水面の油膜の様なものは
 油では無く、バクテリアの作った膜です。


このガスは稲の根の成長を阻害する為、田んぼの水を抜いて地面を乾かすことで
新鮮な空気を送り込み根を健全に保つのです。
P6080124.jpg
なので中干し作業の事をガス抜きという方もおります。


そして、中干しと言えばセットで行うのが「溝切り」という作業。
P6080129.jpg
これがまたシンドイ。  ※以前撮った溝きり作業の動画はこちら。


こうやって田んぼの中に溝を切ることで、
田んぼの水を均一かつスムーズに抜いたり、入れたり出来るようになります。
P6080128.jpg
まぁしかし、今年も稲の勉強をしながら
改めて色んなやり方があるなと目を白黒させております。

中干しに入るタイミングや干す期間(そもそも俺は中干しやんねーよ。って人もいる)、
茎の本数のとり方など(16本で抑え(干し)始める人もいれば40本まで待つ人も)、
農家さんによって千差万別。

農協、普及所、商系(民間企業)によっても微妙にアドバイスが違ったりするようです。
様は色々やって経験を積んで、農家自身が自分のやり方を磨いて行けって事ですね。

石井農園では稲作は基本親父の管轄なので9代目の経験と知識によって
作業が進められていきますが、一部、私のまかされている田んぼでは
普及員さんのアドバイス(県の指導指針)をベースに管理しています。

2011年も、親父のやり方を学びながら、しっかり基本も抑えて行く所存です。
※双方にて生育調査することで、比較対象や分析も出来ますしね。
 

稲生育研修会にて、長1719と出会う。

2011年06月09日 22:29

このようにどーんと看板の立っている田んぼがちょこちょこ存在します。
P6030076.jpg
これは展示圃と言いまして、農協さんや普及所(農業指導する県職員さん)の方々が
地域ごとに設定するもので(田んぼの持ち主さんにお願いして看板を立てる)、
定期的に生育調査して看板に草丈、茎数、、葉数、葉色などを書き込んでいきます。

看板のデータを今後の管理の指標にしていこうっつーわけです。
※私も自分の田んぼでやってます


そんなわけで、この圃場を舞台に農協・普及所さん主催の稲作管理勉強会なども行われます。
先日行われた勉強会に私も参加してきたのですが、そこで「ある凄い稲」の存在を知りました。

その名は「長1719」。
P6030075.jpg
展示圃の中に、一本だけ植わっています。
名前の由来は確か長岡試験場で1719番目に誕生した品種・・・だったかな?
(記憶が怪しい。汗)

この稲は何が凄いかと言いますと、
コシヒカリの穂肥の時期をピタリと当てるのだそうです!

稲の穂肥とは、7月頃に実(米)を付ける為に必要な栄養を与える作業なのですが、
肥料を与えるタイミングを見極めるのが難しく、この作業はお米の
品質・収量に影響を与えるのでとっても神経を使う作業なのです。

=うんちくタイム==============================
植物は最初葉っぱや茎を作る「栄養成長」を行い、ある程度の段階から
花や種子を作る為の「生殖成長」へと生育ステージを切り替えていきます。
※トマトなんかは栄養・生殖成長と同時に行います(植物体がデカくなりながら実も付ける)。

米の場合も同様で、この生育ステージの切り替わるタイミングを見計らって
穂肥を与える必要があります。 

肥料を与えるタイミングが早過ぎると、茎が長く延び過ぎて
後々倒伏(稲が倒れる事、稲穂が地面に着くと米の品質が下がる危険あり)
する可能性があります。

また、タイミングが遅くなれば米の充実不足となり品質・収量も下がります。
=====================================

なので米農家としては、出来る限りこのタイミングを見極めてやろうってんで
7月になると稲の茎を剥き剥きしてステージ切り替えの証である稲穂の赤ちゃんを探します。
※幼穂探しのようすはこちら


この作業、メンドくさいじゃないですか。
せっかく剥き剥きしたのに「穂、まだありませんでした」って時のガッカリ感・・・。


そこでこの「長1719」の登場です!
※やっと話が戻ってきました。

長1719は極早生(実の付きが早い)品種でして、
コシヒカリと一緒に育てると先に穂が出てきます。

なんと・・・長1719の出穂(茎から穂が出てくること)タイミングが、
コシヒカリの幼穂発生(生殖成長への切り替えタイミング)にドンピシャなんだとか!
つまりメンドクサイ剥き剥き作業が不要に!


この大発見は偶然見つかったもので、何回かコシヒカリと長1719を育てているうちに
「あれ・・・これタイミング一緒じゃね!?」ってな具合に気付いたんだそうです。


話を聞いてこれは便利だー!と思ったのですが、
まだ種がそんなにないので苗を手に入れる事が出来ませんでした。

なので今年は試験穂の長1719を観察させて貰い、
無事に実をつけたら来年種籾として分けて貰おうと目論んでおります!

今後、長1719とコシヒカリの成長の様子(出穂の頃)もブログでお届けしたいと思います。


【長1719要注意事項】
①新潟県の育成品種のため、新潟県外へは門外不出。
②出穂・登熟が周りの稲より早い為、ほっとくとスズメに一斉につつかれて米が残らない。
 ※その為、コシヒカリと一緒に植えても刈取時に混ざる事が無いんだとか。
  逆に種籾が採りたい時は穂に鳥除けの網を掛ける必要あり!



なんとなく、井戸の話。

2011年06月09日 22:13

新潟も連日25℃(夏日)を超える気温です。 あちー。 
夏が近づくにつれ、体が自然と涼を求め始めております。

そんな私のオアシス的なスポット、こんこんと湧き出る水が近所にあります。
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確か私がガキンチョの時に掘られた井戸だったと思います。

この井戸、冬季はこの地域の消雪パイプに繋がれて雪を溶かし、
それ以外の時期はこの様に24時間勢いよく自噴しております。

ちゃんと水質検査もされていて、私も常日頃がぶ飲みしています。
※部活帰りの学生が「たまらん!」と叫びながら頭から水をかぶっていることもしばしば。

家で飲みたいからとわざわざ汲みに来る方や、
家庭菜園の野菜の水やりに使っている方も(野菜が美味しくなるとか・・・マジで!?)。


なもんで、ついつい「あー、一家に一本井戸が欲しい」なんて思う訳です。
ジャ○ネットで売ってないかしら・・・井戸。


井戸水(地下水)の効能や味はともかく、
「水道代が掛からない」って点だけでも非常に魅力的です。 
ぐへへへ・・・・。    

※ちなみに井戸は水道代負担の無い反面、よっぽど地下水・条件に恵まれないと
 自噴しないので、大体の場合は汲み上げ用のポンプ代(電気)が掛かります。


実際、農業現場ではハウスや畑の潅水用に井戸が多く利用されています。
ウチもハウスに井戸があったら便利なんだけどなー。

作物への水やりだけでなく、冬の融雪水として使いたいのですよ。
新潟では必ずと言っていいほど大雪の冬は雪の重みで倒壊するハウスがあります。

しかし、井戸水をハウス外周に散布することができれば
除雪作業や倒壊リスクを防げるのです。


また昨今エコ関連の話題として、地中熱を利用した空調の話を聞きます。
ならば同じく一定温度で安定している地下水(井戸水)を使って
夏は涼しく、冬温かくを施設園芸で実現できないもんですかね。
(温泉を使ったハウス加温設備は弥彦村でも運用されています)


市町村によっては井戸を掘る届け出が必要ですが、
いざ井戸を掘ろうと思ったらちょっとした道具さえあれば
たった1人でも掘ることが可能なんだそうです。
※興味のある方は「井戸掘り 道具」で検索を。


いやー、井戸っていいですよね。 
いつか私も井戸のオーナーになろう。

※念の為、地盤沈下にはご注意を。



ネギの土寄せ。

2011年06月08日 06:13

ネギの土寄せ作業というものに勤しんでおります。
20年物のマメトラは今日も元気です。
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※厳密には、最初の土寄せは「削り込み」等とも呼ばれます。

ネギは溝を掘って溝の底に植え付けます。
そして成長に合わせて徐々に溝を埋め戻し、その後更に通路部の土を
ネギの方に盛り上げていくことで光を遮られたネギ達は白く長く伸びていきます。

こうして長ネギになる訳です。


ちなみに土寄せには「除草」の効果もあります。
マメトラの刃が雑草を引き抜いたり、小さい草を土で埋めてしまう事で草を減らします。

土寄せ前。
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土寄せ後。
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わかりますでしょうか? うん、微妙ですね!
もっと草の多い時期になると、結構しっかり分かります。


今後ネギの管理は「追肥」、「土寄せ」、「防除」の三つになります。

追肥と土寄せは全部で4~5回程行う作業です。
ネギは生育期間が長い為、肥料が切れない様に少しずつ与え続け、
それに合わせて土寄せも少しずつ行って行きます。

また、病気・害虫の発生状態を見ながら、適時防除も行って行きます。

防除の考え方は、基本IPM(総合的病害虫管理)。その上で大事な「病害虫発生予察情報」。
予察情報は各都道府県で発信していると思われます。 新潟県のモノを月一でチェックしてます。

勿論、毎日自分の畑の作物を観察する事も大事です。
最近ウチのネギにハモグリバエの痕跡を発見しました。 
初夏ですな・・・! (防除しなきゃ。汗)  

ブロッコリー収穫開始。

2011年06月05日 19:26

5月11日、寒さを防ぐための被膜を除去したブロッコリー。
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その当時はまだこんな小さかったブロッコリーも、
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初夏の陽気でグングン伸びまして、6月2日にはこんな感じに。
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この成長スピードは凄まじいです。


こんな小さい花蕾(からい)も、
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「ぼーーん」
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と、あっという間に大きくなります。
お前は筍のジョンか!


この様にブロッコリーはこの時期成長スピードが物凄く早いので、
収穫の適期(丁度いい収穫のチャンス)が3日程度しかないと言われております。
※ベストな状態から3日を過ぎると、蕾が開き過ぎて柔らかくなってきます。

なのでいよいよ収穫を迎えたブロッコリー達は、良い状態を取り逃さないように
出来るだけ毎日小まめに収穫してやります。
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今年の春ブロッコリーはちゃんと寒さ対策をしたせいか、
ボトニングの発生をかなり少なく抑える事が出来ました。

※ボトニングとはブロッコリーが寒さに当たることで、
 成長せずに小さいまま完結してしまう事。 去年はこれでほぼ全滅!


いやー良かった!
2年目にしてやっとそれなりのブロッコリーが育てられました。


そしてウキウキで出荷した訳ですが、
市場ではまさかのブロッコリー大暴落・・・ぶふぁっ!!

一箱(標準サイズで12玉入り)1200円程度は欲しい所ですが、
現在の相場は700~500円。


・・・おーい。汗


市況を調べると、全国の市場の中でも新潟市場のブロッコリーが異様に安い。
どうやらこの陽気で、新潟は県内産ブロッコリーが溢れかえっている様子。
※全国的な産地リレーで見ると、今がちょうど新潟・福島あたりの緯度の
 ブロッコリーが終盤戦の時期ですから、しょうがないっちゃしょうがない。


キャベツやブロッコリーは気候の影響を受けて出荷時期がムラになり易いから
需給が不安定で価格が乱高下しやすいんですよね。涙

まぁ、相場が悪いからといっても収穫を待つことは出来ないので、
「ブロッコリーはあくまで試験栽培、利益を出す事ではなく
 今後に生かす栽培結果(成果)を得る事が目的なのだ!」と
自分に言い聞かせながら粛々と出荷を進めます。


早く相場よ上がってくれ~い。

ザ・草刈り。

2011年06月01日 22:08

程良い気温と豊富な雨。
この時期、青草がぐんぐんと伸びていきます。
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種をまかずとも、土を耕さずとも、肥料を与えなくとも、
道端の草達は青々と茂ります。

植物というのは本当に凄いです。
その生命力にはただただ驚くばかり。
これぞ生命の神秘・・・。

でも草ぼうぼうだと困るんだこっちは!こんにゃろっ!
つーことで、草達をバサバサと薙ぎ払ってやりました。
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この時期の大事なお仕事、「草刈り」の一コマです。

主に田んぼや畑の周り、農道の脇の草などを刈ります。
雑草をほっておくと種を飛ばしてどんどん圃場内にも
勢力を拡大して来るので、定期的に叩いて(刈って)おくのです。


草を刈るのは「刈り払い機」と呼ばれる機械を使います。
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これはエンジンの力で先端の丸い刃そ高速で回転させて
草を薙ぎ払って行くという素晴らしい機械。

しかし刈り払い機は手軽故に危険な機械でもあり、
農作業における事故で最も多いのがこの刈り払い機による事故なんだそうです。
※以前に受けた刈り払い機の免許講習の記事はこちら


例えば、刈り払い機を使っている人に声を掛けようと不用意に近づくと、
振り返った瞬間にズバっ!なんてことが起きかねません。

なので遠くから声を掛ける、エンジン音で相手が呼びかけに気付かない時は
小石を投げて気付かせるなど、注意が必要です。
※勿論、操縦者は常に周囲への注意が必要です。


そして刈り払い機を使う時にもう一つ大事なのが「必ず目を守る事」。
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高速で回転する刃が砂粒や小石などを弾きとばすことがあるのです。
これがまた目に入る確率がマーフィーの法則的な話でして、非常に危険です。
「入るかも―」なんて思ってると確実に入ると思っといた方が良いです。

なので、私は作業用のゴーグルを使っております。


そんなこんなで刈りはらわれた草達がこちら。
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倒れた草達は地面を覆い、
マルチとなって次の草が生えてくるのを一時的に防ぎます。

ちなみに、私の草刈りはかなり下手です。仕事が荒い。汗

近所のおっちゃんとかはまるで野球部の五分刈りの様に短く
均一に刈り上げて行きます。
私も技術向上のために、もっともっと刈りまくらないといけませんな。


ちなみに、刈り払い機による草刈りは、雨上がりや
草が朝露をまとっている早朝など湿り気のある時がお勧めです。
水を含んでいると草が切れやすいのですよ。
 
ただ、体が濡れて冷えますので風邪をひかない様に
しっかり雨具を着て作業しましょう!
 

稲の生育調査です。

2011年06月01日 00:10

田んぼに、青いポールが二本刺さっているのがおわかり頂けますでしょうか。
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そのポールの間に、10株の稲があります。
じつはこれ、稲の生育調査を行っているのです。

この選べばれし10株の生育(草丈・茎数・葉数・葉色)を定期的に観察し、
生育ステージを把握することで作業のタイミングを測ります。


写真は稲の草丈を調べている普及員さん(農業指導をしてくれる県職員)の手。
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稲の生育調査は普及員さんと一緒に行って行きます。
(ちゃんと形式にのっとった調査は今年が初!)毎度お世話をお掛けします。
そしてありがとうございます!

私はまだまだ未熟者なので作物を管理する経験知が絶対的に欠乏症です。
なので地道に観察をしながら勉強するのです。

こうやって記録したデータは来年以降にも比較する為の数字として重宝します。
日記と観察記録はとっても大事なのです。