視察研修「諸橋弥次郎農園」さんへ。

2013年11月23日 22:44

先日、地域振興局主催の視察研修で
「諸橋弥次郎農園」さんへ行ってきました。

諸橋弥次郎農園さんは六次化(漬物・餅などの農産加工)、
農家レストラン、多品目栽培と多様な販路、若手農家の育成・・etc。
栽培技術の高さは勿論の事、様々な取り組みで県内でもとても有名な農園さんです。

研修の最初は、昼食から。
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食事を頂く会場は園主(諸橋さん)のお家なのですが、
なんとその建物は築100年を超える国登録の有形文化財!

いろりがあって、庭園を眺められる座敷はなんとも居心地のよい空間でした。

お料理には野菜中心のメニューが並びます。
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季節を感じさせてくれる献立です。
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お食事を頂いた後(美味しかった!)、諸橋さんの案内で
畑や加工場など農園を案内して頂きました。


土工栽培の苺ハウス(勿論品種は越後姫)。
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冬季出荷予定の白菜。
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同じく冬季出荷予定の人参。
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時期が秋と言う事もあり、圃場は晩秋~冬に向けて出荷される野菜たちが中心でした。

畑で私達に農園の説明をしてくれる諸橋さん。
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苺ハウス(9棟!)などの栽培施設も有している諸橋さんですが、
設備投資や維持コストも考え、冬場の出荷物に関しては
利益率の高い(生産コストが抑えられる)露地野菜に更に力を入れたいという
お話をされていました。

その後、昼食を頂いた母屋に戻り、
農園の経営概況や経営方針のお話や質疑応答などのお時間を頂き、
更に諸橋弥次郎農園さんで働いているスタッフの皆さんとも
お話をさせて頂きました。

諸橋弥次郎農園さんでは栽培品目の多さや
加工・レストラン・観光農園(苺)など様々な事業がある事で
作業もとても多忙で忙しいのでは・・・と思っていましたが、
そういった多様な取り組み~新しいことへのチャレンジが
むしろ日々の仕事のやりがいに繋がっている印象でした。


自分ももっと積極的に、新しいことへ挑戦する姿勢を
持ち続けよう!と改めて感じる研修でありました。

お忙しい中お時間をくれた諸橋さん、スタッフの皆さま、
本当にありがとうございました! 
(昼食もごちそうさまでした!)




最後にひとつ。

諸橋さんのご自宅の座敷には、とても「熱い」書があります。
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なんと松岡修造さんの書!

ご本人にお会いしたことは無いのですが、
その書からも気合いが伝わってくるようでした!
私ももっと頑張ろう・・・!

直売所向け野菜の栽培・販売研修。

2013年03月30日 21:33

先日、地域振興局が主催する「直売所向け野菜の栽培・販売」研修に参加してきました。

近年成長著しい直売所マーケットでの販路拡大・新たな参入を推進すべく、
直売所を中心とした野菜栽培・出荷を行っている指導農業士のベテラン農家さんが
先生となって、主に青年農業者などを対象に研修を行いました。
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最初は会議室にて先生や参加者の自己紹介などを行い、
ついで近年の直売所での消費者志向、品種などトレンドの勉強、そして
品目別作型表をもとに栽培に関する座学を行いました。


その後は実際に指導農業士の先生の圃場へ移動し、
育苗を行っているハウスにて播種や苗管理の実際について講義。
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更に圃場にて各作物ごとの圃場管理や、霜・風などの対策、
マルチ・トンネル・保温資材の活用方法などを講義して頂きました。
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講師の先生の話はどれも豊富な経験から生み出されたとても価値のある話で、
とても勉強になりました。

特に、「春にはいつ位まで霜対策が必要」とか、
「トンネル除去のタイミング」などは、ただ作型表を見るだけではなく
実際に何十年も農業を経験してきた人の経験則として話を聞くと
腹の落ち方(腑の落ち方)が全く違って伝わってきました。

指導農業士の先生の話や圃場は、ワクワクが沢山詰まっておりました。
今後も年に数回のペースで研修会を開催する予定とのこと。
今から既に次回の研修がとても楽しみです。

お忙しい中指導してくれた指導農業士の先生、
研修を企画してくれた普及員さん、ありがとうございました!

昭和村へ視察に行ってきました。 その③

2012年07月24日 05:44

昭和村農業視察ツアー 後編。

最後に視察に訪問させて頂いたのは「農園星ノ環」さん。

昭和村で小松菜・ほうれん草・レタスなどを栽培している農業法人さんです。
※冬季は前橋の方でブロッコリーも栽培されております。

こちらでも栽培品目・面積などの農園概要や会社の歴史を聞かせて頂き、
圃場や作業場の見学をさせていただきました。

そしてその後は市内へ移動して居酒屋さんで一緒に夕食を頂きました。
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写真は農園星ノ環の代表をされている星野さん。
凄く気さくな方で、とても親切にして頂きました。(ありがとうございました!)

星野さんとは食事を共にしながら、農業について色んな話をしました。

・農業経営は経理をしっかり見れるかどうかが大事。
・儲ける事(利益を出す)意外にも、「何のために農業をしてるのか?」って
 理由を自分の中にしっかり持つ事が大切。
・新しいことにチャレンジし続ける。そして実績を出す事によって、
 良いやり方、考え方が地域に広がっていく。
・雇用を生む使命。  ・・・etc。

まだまだ未熟な私は考えさせられる事が沢山ありました。
もっと強い意志をもって農業をしていかないと!・・・って改めて感じました。


星野さんや昭和村の方達と話していると皆活き活きしていて、
農業って仕事は本当に素敵な仕事なんだって感じる事が出来ました。

また、農業が衰退しているとか、後継者がいないとか、儲からないとか、
耕作放棄地が増えているとか、農業に対するネガティブな雰囲気は全然なかったです。

個々の農業者が活き活きと農業に取り組み、地域全体の農業が盛り上がっている。

私の地域もそうありたいし、その為には地域の農業に良い影響を
与えていけるように、自分が出来る事をもっと頑張らねば。



昭和村の視察ツアーはとてつもなく濃厚な一日で、
物凄く沢山の刺激を受ける事が出来ました。

昭和村の皆様、そして研修を企画してくれた斎藤さん、
本当にありがとうございました!

昭和村へ視察に行ってきました。 その②

2012年07月20日 22:43

昭和村農業視察ツアー、中編。

昭和村インターを降りてひとしきり周辺をドライブしながら
畑や作物を見学した後、最初の視察先へ訪問しました。

グリンリーフ株式会社・赤城高原農場。
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こちらは以前に講演を聞かせて頂いた澤浦社長の会社です。
澤浦さんの本は凄く参考になる事が多く、今でも時折読み返しております。

グリンリーフでは有機野菜の栽培、そして
こんにゃくや漬物などの加工品の製造を行っています。

今回の視察では会社概要や農場の取り組み等をお聞かせ頂いた後、
加工場、作業場、保管施設、圃場などを見学させて頂きました。

また、グリンリーフにはグループ企業の「野菜くらぶ」という法人があり、
こちらでは沢山の農家や法人が皆で協力してスーパーや生協などへの
契約栽培に取り組んでいます。



そしてその野菜くらぶの取り組みへ参加されている農家(農業法人)さんの
農場も紹介して頂きました。

紹介して頂いたのは、主にレタスを中心に栽培されている竹之内さん。
そして、主にほうれん草や小松菜などを中心に栽培している宮田さん。
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写真は竹之内さんとレタス畑。

お二人は共に法人化されていて従業員や研修生の方々と
農業に取り組んでいるのですが、どちらの農場もとにかく栽培面積が凄いのです。

レタス11ha、非結球レタス7ha、小松菜10ha、加工キャベツ6haなど・・・・。
経営面積を聞いていると、どれか一つの品目だけでも物凄い数字です。

一体これだけの面積をどうやってこなすのですか!?
と驚きましたが、巨大なトラクター、連携の取れたスタッフ、
的確な育苗スケジュール、そして野菜くらぶなどの販売体制により
円滑に農場が回っている事が分かりました。

大産地の凄さは話には聞いていたけれど、やはり実際に見に来て、
直に話を聞く事は自分の考え方をひっくり返す程に刺激のある体験でした。

百聞は一見に如かずです。

ちなみに、私達が見学に行った時期(7月上旬)はレタスなど
高原野菜の収穫繁忙期でございました。
※朝の収穫は三時、四時から行われます。

そんな忙しい時期にも関わらず、見学先の皆様は
本当に丁寧に案内をしてくれて感激でした。

本当にありがとうございました!



後編へつづく。


昭和村へ視察に行ってきました。 前編

2012年07月16日 22:29

先日のお話ですが、常日頃お世話になっている先輩農家の斎藤さんと、
農業視察研修へ行って参りました。 その行き先はと言いますと・・・。

こんにゃくと高原野菜の大産地、群馬県赤城村です。
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レタス畑の広さがハンパ無い。
※昭和村の詳しい情報は公式ホームページをどうぞ。

新潟(厳密には燕三条)からは高速を使って一時間半で到着。
意外と近くて親近感!ですが、見える景色は新潟の田園風景と全く違って
見渡す限りの畑・畑・畑です。


そしてなんといっても土が違う。
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昭和村は地域の大部分が火山灰土との事ですが、
土には本当に沢山の軽石が交じり、その隙間を細かい粒子の
黒い土が埋めている感じ。 そのぶん水はけは凄く良さそう。


昭和村は戦後に開拓された村で、入植当時の人々は
物凄い苦労をしてこの村・畑を作り上げたんだそうです。

開拓一世は「養蚕」、二世になって「こんにゃく」、
そして三世の現在は高原野菜と、時代に合わせて産地の形も変えてきました。

昭和村では凄い農業法人、そして素敵な農業経営者さん達に会う事が出来ました。
そのお話は、今後中編・後編にてお届けしていきたいと思います。