2013 ロマネスコ

2013年07月22日 23:24

先のブロッコリー記事に続きまして。


実はブロッコリーと一緒に、ちょこっと「ロマネスコ」も育てておりました。
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ロマネスコ(Broccolo Romanesco)はアブラナ科アブラナ属の一年生植物。
カリフラワーの一種である。フラクタル形態の花蕾が特徴の野菜である。
※ウィキペディア大先生より。


ロマネスコの栽培は初めてだったのですが、ぶっちゃけ、
ロマネスコとブロッコリーなんてパスタとスパゲッティくらい
似ているもんだと思っていたので、肥培管理は一緒で良いだろうと
大雑把に育ててみました。

すると見事にロマネスコの蕾は小さく育ちました。汗
(直径10センチ位)

うーむ、ロマネスコはもっと肥料を与えるべきだったのか。
それとも、肥効の山を持って行く時期がズレていたか。


ロマネスコも近年認知度が上がってきて、
売行きは中々好調でしたので、来年はもう少し栽培を
工夫しながら再挑戦したいと思います。


※ブロッコリーとロマネスコは近縁種ではありますが、
 農薬登録的には共通して使えない物も多いのでご注意ください。
 迷った時はBT剤(安全性が極めて高い生物農薬の一種)が安心です。



春ブロッコリーの苗を早く植えたい。

2013年04月28日 22:09

田んぼは順調に代かきが進んでおりますが、
野菜・畑の方はというと、定植作業が全然進んでおりません。

それもこれも晴れが続かず土が乾かないから!

ネギ苗達も定植適期を迎え、今か今かと出陣の時を待ちわびている状態ですが、
育苗ハウスの片隅では既に定植適期を過ぎつつあるブロッコリーの苗達も
「早く植えろ!」と怒りの声をあげております。
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今にもブロッコリーの暴動が起きそうです。
※一部ハクサイ、ロマネスコの苗達も混ざっております。

128穴のセルトレイではもはや限界・・・!


そんなアブラナ科の苗達ですが、今年は非常に苗の出来が良く
一株抜いてはその姿にうっとりしています。
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力強く広がった肉厚な葉。
徒長せずきゅっ!短くまとまった茎。
がっちりと土を抱き込んだ根。

あー、早く植えたい・・・!


新潟の週間予報ではゴールデンウィーク中盤から
やっと晴れがしばらく続きそうな予報です。

主力作物である稲(田植え)、ネギ植えに合わせて、
直売所向け少量多品目の野菜たちもGDに一気に植付を
進めたいと思います。

ブロッコリーからネギへ。

2011年06月16日 19:44

先月からわっせわっせと収穫を行ってきたブロッコリー
ようやく収穫が終わりまして、後は茎や葉っぱが残るのみとなりました。
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これは決してゴミでは無く、有機物として土づくりの礎となります。


ドドドド・・・っとトラクターで土と一緒に細かく砕くと、
さっきまでそこがブロッコリー畑だったのがウソの様ですな。
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その後トラクターで溝をほり(畝をたて)、
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今年最後のネギ苗を植え付けてあげました。
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ちょっと遠めに写真を撮ったのでネギ苗が見えませんが、
溝の中にしっかりと苗が植わっております。

一月もすれば、青々して来るはず。
このネギは12月に収穫予定となります。


さて、新潟も本日梅雨入りしたとの報を聞きました。

これからは天気が優れない日も増えてくるかと思いますが、
ネギ定植も全て終わり、忙しさの山場は越えましたのでホッと一息です。

最近更新が滞りまくっていたブログについても、
もうちょっとコンスタントにアップして行こうと思います。




※PS、ここからくどい農業ネタです。
 ブロッコリーの残渣等の有機物や未熟たい肥などを畑にすき込むと、
 微生物分解により一時的にピシウム菌って輩が増えてきます。
 
 この菌が増えると野菜の苗が立ち枯れ病になったりするので
 有機物を畑に鋤き込んだら半月~一月(時期にもよる)程度は
 畑を休ませてから次の植え付けに入るってのがセオリーです。
 (有機物を無機物へ変化させるのです)

 しかし、農家も状況によってはスグに次の作業に移りたいものです。

 そしたら以前大学の先生から、「ブロッコリーの残渣鋤き込み後スグに
 ネギを植え付ける農家さん達がいるが、その畑では特に問題も起こっていない。」
 という話を聞きました。

 何故なのか詳しく聞くと、どうやら長ネギの場合は溝を掘って
 その溝底に苗を植え付けることで、鋤き込みによって土に含まれた
 未熟有機物の多くが通路部分に寄せられて蓄えられるとの事。

 その為、ネギが成長して土寄せを行う頃には生物性の安定した土となっており
 結果としてネギをスグに植え付けても生育に支障をきたさないのではないかといったものでした。

 去年実際に私もブロッコリー鋤き込み後スグに試験的に定植してみましたが、
 問題なくネギは成長しました。 

 なので今年も鋤き込み後スグに定植してみました。
 梅雨が来るのが怖かったのもありますしね。汗 (雨が降ると畑は耕せなくなります)

 今年は10a全てでスグ定植。 今後の経過もしっかり観察します。

 ※念の為、このお話は参考程度にとどめておいて下さいませ。
  セオリーは基本死守する方が良いです。出来るなら有機物はしっかり分解させましょう。
  あと、未熟有機物を含んだままだと分解時に虫(タネバエ)が集まり易くなる
  可能性があるので、注意する必要がありますぞ。 
 
 

ブロッコリー収穫開始。

2011年06月05日 19:26

5月11日、寒さを防ぐための被膜を除去したブロッコリー。
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その当時はまだこんな小さかったブロッコリーも、
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初夏の陽気でグングン伸びまして、6月2日にはこんな感じに。
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この成長スピードは凄まじいです。


こんな小さい花蕾(からい)も、
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「ぼーーん」
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と、あっという間に大きくなります。
お前は筍のジョンか!


この様にブロッコリーはこの時期成長スピードが物凄く早いので、
収穫の適期(丁度いい収穫のチャンス)が3日程度しかないと言われております。
※ベストな状態から3日を過ぎると、蕾が開き過ぎて柔らかくなってきます。

なのでいよいよ収穫を迎えたブロッコリー達は、良い状態を取り逃さないように
出来るだけ毎日小まめに収穫してやります。
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今年の春ブロッコリーはちゃんと寒さ対策をしたせいか、
ボトニングの発生をかなり少なく抑える事が出来ました。

※ボトニングとはブロッコリーが寒さに当たることで、
 成長せずに小さいまま完結してしまう事。 去年はこれでほぼ全滅!


いやー良かった!
2年目にしてやっとそれなりのブロッコリーが育てられました。


そしてウキウキで出荷した訳ですが、
市場ではまさかのブロッコリー大暴落・・・ぶふぁっ!!

一箱(標準サイズで12玉入り)1200円程度は欲しい所ですが、
現在の相場は700~500円。


・・・おーい。汗


市況を調べると、全国の市場の中でも新潟市場のブロッコリーが異様に安い。
どうやらこの陽気で、新潟は県内産ブロッコリーが溢れかえっている様子。
※全国的な産地リレーで見ると、今がちょうど新潟・福島あたりの緯度の
 ブロッコリーが終盤戦の時期ですから、しょうがないっちゃしょうがない。


キャベツやブロッコリーは気候の影響を受けて出荷時期がムラになり易いから
需給が不安定で価格が乱高下しやすいんですよね。涙

まぁ、相場が悪いからといっても収穫を待つことは出来ないので、
「ブロッコリーはあくまで試験栽培、利益を出す事ではなく
 今後に生かす栽培結果(成果)を得る事が目的なのだ!」と
自分に言い聞かせながら粛々と出荷を進めます。


早く相場よ上がってくれ~い。

春ブロッコリー途中経過。

2011年05月11日 19:23

先月定植したブロッコリ―たち。
寒さから守る為に不識布というガーゼの様な布で覆っておりました。
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去年ほどではないにせよ、今年の春も寒かったです。
このへんは強風も吹き荒れまくっておりました。

何度カバーを掛け直した事か!


が、5月の連休半ばを過ぎたころから気温も安定してきたので
そろそろ不識布をとる事にしました。 
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もうちょいしたら追肥も与えてやりたいですしね。


こちらは2月種まきのブロッコリー。 
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不識布のしたで寒さを逃れ、直径30センチ程度まで育ちました。


こちらは3月種まきのブロッコリー。
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同じく不識布のしたで寒さを逃れ、20㎝程度まで育ちました。


で、こっちが被膜しなかった3月まき(上の写真と一緒)のブロッコリー。
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ちっこい! 去年の悪夢(ボトニング)が思い出される小ささです。

ガーゼの様な薄い布一枚あるかないかでここまで成長に差が出るとは。
不識布って凄い。(マルチやトンネルもあれば更に成長は進んでるはず) 

そして、定植後何度も強風で不識布を飛ばされた事を考えると、
春ブロッコリー栽培は低温リスクの付きまとう作型だなと改めて思います。
今後規模を拡大するならば、保温対策の改善が必要ですね。

これから気温が上がるにつれて成長スピードも増して行き、
順調に行けば今月末~来月初旬には収穫となります。


あ、そろそろモンシロチョウ(アオムシ)との戦いも始まります。
これについてはまた追って。