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2019年のすじまき(稲の種まき)

2019年04月07日 00:44

先日すじまき(稲の種まき)を行いました!
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私の仕事は毎年安定の苗箱運び!
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作業場で種まきの終わった育苗箱をせっせと移動させてビニールハウスの
中に運び込んでいく係です。

そんな私の必須アイテムがこれ。
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「苗箱持つための取っ手(自作)」です!

稲の育苗期は土・種・水が入ってかなり重いです。
それを一日1400枚も運んでいたら指先が痛くなるわけです。

毎年指先にテーピングをしておりましたが、
この取っ手があればこの通り。
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育苗箱の隣に取っ手が出来て、これなら力もかかりやすくて
一度に4枚ずつ運んでも指先が痛くならないのです。

角度・フックの長さなど、毎年部材に改良を加えて、今年はほぼ完成形の仕上がりです。
稲作農家の小ネタとして、どうですか!現代農業さん!


ちなみに我が家はプール育苗で苗を育てます。
なので、ハウスの中には事前にプールを作るための
ビニールフィルムを広げてあります。

ビニールが破けると、その穴から水が漏れてしまうので
ビニールの上を歩くときは出来るだけ慎重に移動します。

苗箱を運ぶ一輪車の通り道には、保護シートを敷いた上に
木板を並べてフィルムへのダメージを軽減するようにしています。
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一輪車の足にもタオルを巻いて、ダメージを軽減。
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他にも靴の裏に小石が挟まってないかチェックしたり、
ビニールを痛める可能性が考えられるものは出来るだけ排除しながら作業を進めます。

ハウス3棟におよそ1400枚の育苗箱を運び込んで今年の筋蒔き終了。
指先は痛くなくなったけども、腰は変わらず痛い!
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保温シートを掛けて数日待てば、びっしり芽が出てきます。

今後は温度管理に気を配りながらこまめにハウスを開け閉めし、
元気な苗に育てます。

2019年の稲作が始まります。

2019年04月02日 21:00

去年に続き、今年も石井農園は耕作面積が増えます。

写真に写っているあたりの田んぼを新たに1ヘクタール借り受けまして、
全体の耕作面積は8ヘクタールとなりました。

お借りした田んぼをしっかり耕し、美味しいお米を収穫せねばと身が引き締まります。
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また、面積が増えたことで収穫期を分散する必要が出てきました。

主力のコシヒカリ、こしいぶき、こがねもち、ゆきんこ舞という
従来の品種に加えて、今年は新品種の「つきあかり」も栽培します。

つきあかりは早生品種で、コシヒカリよりも2週間程度早く
収穫できるそうです。
※同じ品種ばっかりだと一度にすべて収穫対応が重なる事もあり、
 適期にすべてを刈れなくなるリスクがあります。
 

初めて作るつきあかりは、どんな稲姿でどんな味がするのか、
今から楽しみです。
  
さて、話は遡って3月。
この頃から稲作農家は種籾の準備を行ってきました。

種籾に付いている病原菌を抑える為の消毒や、
種籾に水を吸わせて発芽しやすくさせる作業(浸種)を行います。
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その後、十分に水を吸って発芽に必要な積算温度を経たら、
種まきをする前にもうひと手間、「芽出」という作業を行います。
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タンクの中に30度程度のお湯を張り、種籾を1晩漬けて一気に発芽を揃えます。
※ちなみに昔の我が家は風呂の浴槽をつかって芽出しをしていました。

温度がすぐに下がらないように、毛布でタンクを覆ってあげます。
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一晩経った種籾がこちら。
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非常に見にくいですが、胚芽のあたりがぷくっと膨れてきていて、
種籾の2~3割くらいからは白い芽がちょこっと顔をだしてきています。

もうちょっと芽を伸ばしてもよいのですが、
あまり伸び過ぎると種をまく時に芽が絡まったりするので
ウチの場合は「うむ、芽が動いてきてるな」と感じる位の段階で
種の芽出し作業を完了します。


そして、種籾の芽出と並行して、育苗箱の準備も行っておりました。

我が家では何年も前から作業担軽減のために
育苗箱には床土ではなく、万作さん(育苗マット)を使用しています。。
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マットを箱から出して~
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育苗箱にポンと乗っけると。
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これで床土準備完了です。
あとはこの上に種籾と土(覆土)をかぶせるのみ!

今年の播種箱枚数は全部で1400枚。
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腰を壊さないように頑張ります!


稲刈順調です。コシヒカリに突入!

2018年09月19日 23:14

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台風が過ぎてからは中々晴が続かず、どんより空とにらめっこしながらの稲刈りでしたが
何とか早生品種、もち米の刈り取りが終わり、現在はコシヒカリを刈っています。
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何とか、今月中に刈り取りにめどをつけて
予定通り10月からの新米発送が出来そうです。
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今年は田んぼの面積も増えたので、雨で稲刈りが予定通りに進まなかったら
どうしよう・・・汗 と、心配しておりました(^-^;)

ここからは、石井家の稲刈風景をお届け。

その者(9代目)青き衣をまといて金色の野(田)を刈り進む。
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その様子を見つめる息子。

息子は、稲がコンバインに吸い込まれていく(刈り取られていく)様子が不思議でたまらない様子。
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そして息子はじーじとコンバインに乗り、こぶしを突き上げる。
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刈り取った籾は乾燥機で調整し、籾摺りを行います。

籾摺機の中で踊るように選別されながら、
ザラザラと流れていく玄米を見つめる息子。
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騒音に耳を塞ぎながらも、米の動きが面白くて興味深々。

わかる。わかるよ、息子。
籾摺り機って超凄いよね。

米の動きも見ていて飽きないよね。
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今年は雨不足、猛暑、台風(それにともなうフェーン現象)といった過酷な環境で、
米の品質がどうなるか心配でしたが、無事に良いお米が穫れてホッとしています。


・・・あれ、息子いない?

と思ったら、
フォークリフとのシートで、妹と飴舐めてました。
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飽きたようです。
(帰ってテレビ見たいってさ)


子どもが妻のもとへ帰った後は、天気を見ながら夕方まで刈り取り。
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夕暮れの田んぼにはコンバインのライトがそこかしこに。

雨が降っていない日は、できる限り乾燥機を籾で一杯にしたいのです。
※籾摺りは雨の日でもできるので。

今年も美味しい新米がお届けできるように頑張ります。

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予約特典として送料無料・もち米のおまけ付き。
是非、この機会に石井農園のお米をお試しくださいませ!
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2018年の稲刈はじまりました。

2018年09月10日 23:23

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気が付けばすでに9月10日!
8月下旬から今日までの作業をダイジェストで。

8月下旬、稲刈が始まる前に・・・!
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作業場へ続く敷地内の道をコンクリートで舗装。
籾を積んだトラックが通るので今の内に手直しです。

仕上がりが雑な為、まるで小川のせせらぎの様に波打っています。


台風が来るから!ってことで、作業場の周囲の木を伐採。
(ご近所さんにして貰った。)
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過去に台風の風で木が倒されて作業場にもたれ掛かり、
あわや作業場倒壊か?!と危険な思いをしたのでこれで一安心。

しかしながら、木を倒して露になった我が家の年季の入った農作業小屋は
木がなくなったことで逆に風の直撃を受けやすくなり、益々危険になったのかもしれないと
倒れた木を見て思う。


稲刈が始まる前に、もみ殻も捨てなければ!

我が家ではお米をもみ殻の状態で保管し、順次籾摺りしながら玄米にしています。
ゆえに、もみ殻保管庫に年中もみ殻が溜まっています。

籾殻は都度、農業資材として畑に散布して利用していますが、
稲刈になると籾摺り機から大量のもみ殻が排出されるため、今の内にもみ殻保管庫を
カラにしておく必要があります。
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石井農園ではもみ殻保管庫を作業場の2階に設置しており、
籾摺り機から排出されるもみ殻はダクトを通って2階に送られます。

2階にもみ殻を貯蔵することにより、廃棄するときにトラックやトラクターに
簡単に積み込むことができます。
もみ殻保管庫づくりの記事はこちら


籾殻はすき込む場所がなかったので、とりあえずネギの株本に散布。
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この後台風対策もかねて、管理機でネギの首元に土寄せ。
※過去に台風の影響で畑のネギがほとんど90度に折れ曲がる被害を
  経験しました。台風前の土寄せ、超大事。


台風21号が去ったのち、天候の回復を待って稲刈り開始しました!
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まずは早生品種(ゆきんこ米、こしいぶき)から刈取していきます。

乾燥~調整(籾摺り)を経て、米屋さんへの出荷を待つお米たち。
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まだ刈り取りが少し早かったので、ちょっと青米が多めでしたが等級はいかに。

今年は9月上旬に雨が多く、中々稲刈日和の晴れ間が続きません。
今後はもち米のこがねもち、そして本命のコシヒカリへと刈り取りが進んでいきます。
稲刈しやすい、秋晴れが待ち遠しいです。


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フェーン現象。

2018年07月29日 13:27

台風12号は当初予想されていた関東~北陸へ向かう進路から外れ、
現在は太平洋側から中国~四国地方へ向かって移動しています。

大雨被害にあった地域には、更なる被害が出ないことを祈るばかりです。

進路が変わったことで新潟は台風の進路から逸れましたが、
太平洋側を台風が通る事で、新潟には強いフェーン現象がやってきます。

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今日のニュースでは三条市で39.5度を記録。
これぞフェーン現象。

※フェーン現象(フェーンげんしょう、英語: foehn phenomena)とは、山の斜面にあたったのちに山を越え、
 暖かくて乾いた下降気流となった風によって、その付近の気温が上がる現象のこと。(ウィキペディア参照)


こしいぶき、こがねもちなどの早生品種ではすでに稲穂が顔を出し、
徐々に米を太らせて頭を垂らしてくる大事な時期です。
※コシヒカリは8月2~3日頃に穂が出る予想。

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穂が太る大事な時期に未熟な稲穂がフェーン現象のような熱波に襲われると、
急激に水分が奪われて白穂と呼ばれる生育障害(稲穂が太らなくなります)が起きます。


農家が出来る対策は一つ。
稲がしっかり水分を補えるように十分な水を田に巡らせていきます。
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収穫の秋まであと1ケ月。
ここを乗り切り、美味しいお米が採れるように頑張ります。

しかし暑い!