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8月11日の田んぼの様子

2019年08月12日 00:33

8月11日のコシヒカリの田んぼ。
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しっかり穂が出揃いました。
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一足早く穂を出していた早生品種(こしいぶき)の田んぼでは
既に穂が頭を垂れ始めていて、色もほんのり黄色味を帯びてきています。
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このまま順調にお米が育ってくれると良いのですが、心配なのが台風10号。
穂が育つデリケートなこの時期に台風の風に強く煽られると、水分が持っていかれて「白穂」
という穂が枯れる大被害が出ることがあります。
※H18年にはものすごい被害がありました。汗

対策として出来ることは、とにかく田んぼに水を供給すること。
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フェーン現象など、高温の風が吹くかもしれない予兆のある時は
とにかく稲が乾かないようにたっぷり水を与えます。
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台風が何事もなく通過しますように!


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【2019年産 新米コシヒカリの予約を開始しました】

今年も9月30日までの期間限定で、新米を予約してくれたお客様には
送料無料・もち米2合のおまけ付きで新米を発送致します。

ご予約は石井農園のHPよりお気軽にどうぞ!

例年、10月1日から新米を発送させて頂いておりましたが、
今年は栽培面積増加によって稲刈りが長引くことが予想されるため
10月10日からの新米発送とさせて頂きます。
※到着日指定のお客様は、確実に到着できるように10月13日以降の日程で
  ご指定頂くようお願いします。

この機会に是非、石井農園のお米をご賞味頂けたら幸いです。
何卒、宜しくお願い致します!

2019年産コシヒカリ 新米予約 開始しました!

2019年07月28日 22:56

7月末の弥彦村。
梅雨が明けて、強烈な日差しが降り注いでいます。
いよいよ夏本番です。
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早生品種の田んぼでは、すでに沢山の稲穂が顔を出しています。
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稲穂が風に揺れています。
まだ出穂したばかりの穂は、まっすぐ上に伸びた状態で風に揺れています。
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これから穂の中身が充実するにしたがって、徐々に頭を垂れていきます。


コシヒカリの田んぼではまだ穂が見えませんが、
前回の生育測定と同じく、茎を割ってみると・・・
20190727_093857.jpg
大きく成長した真っ白な稲穂が詰まっていました。
来週には、コシヒカリも出穂すると思われます。

これから1カ月は稲穂が太る大事な時期です。
水管理に一層の注意を払いながら、稲刈りに向けて乾燥機やコンバインの整備を
行っていきます。


そして、例年より少し早いですが、
【2019年産 新米コシヒカリ】 の予約を開始しました。

今年も9月30日までの期間限定で、新米を予約してくれたお客様には
送料無料・もち米2合のおまけ付きで新米を発送させて頂きます!

ご予約は石井農園のHPよりお気軽にどうぞ!

例年、10月1日から新米を発送させて頂いておりましたが、
今年は栽培面積増加によって稲刈りが長引くことが予想されるため
10月10日からの新米発送とさせて頂きます。
※到着日指定のお客様は、確実に到着できるように10月13日以降の日程で
  ご指定頂くようお願いします。

この機会に是非、石井農園のお米をご賞味頂けたら幸いです。
何卒、宜しくお願い致します!





稲穂のあかちゃんです。

2019年07月15日 21:07

まだ梅雨の明けない新潟県。

弥彦村もどんより空が広がっていますが、それでも
元気に稲は葉を広げて育っております。
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写真はコシヒカリの田んぼです。

茎をひとつ、抜きまして・・・
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カッターで2つに裂きます。
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写真では見難いですが、写真中央・生長点のあたり見える白いかたまり、
これが「稲穂」です。 まだ小さい、あかちゃんの状態です。
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稲穂が成長していくこの時期を 「幼穂形成期(ようすいけいせいき)」と言います。
これから稲穂が茎から顔を出す(出穂)までの間、肥料・水の管理がとても大事です。

今年の出穂予想は8月4日頃の見通し。
いよいよ、稲の生育ステージは秋の実りに向かい始めます。

ガス抜きと溝切りです。

2019年06月15日 22:28

田植から早40日。

6月に入り、稲もずいぶん大きく成長してきました。
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田面が緑に包まれる頃、田んぼの中では初夏の陽気に誘われて
前年の稲わらが活発に分解中です。

それにより発生するメタンや硫化水素などが稲の根っこの成長を
阻害するので、この時期田んぼの水を抜いて田面を軽く乾かす
ガス抜き(土を乾かすことで土中のガスを抜く)という作業を行います。

でもってそのガス抜きを行うために、田んぼの中に格子状の溝を切っていく
溝切りという作業もセットで行います。
田んぼに溝を切ることで排水を均一に、素早く行えるようになります。
※逆にフェーン現象など干ばつの時には溝があることで素早くたんぼ前面に
  水をいきわたらせることもできます。

下が溝切りのための機械、その名も溝切り機(そのまんま)。 
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柱を挟んで右にあるのが手押しの溝切り機。
そして左にあるのが3年前に中古で買った乗用の溝切り機、その名も「田面ライダーV3」。

なかなかセンスのいいネーミングですけども、とても人気のある農業機械でして、
最近はこういった乗用溝切り機が主流になりつつあります。
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いざ、溝切り。 
ハンドルは固定されているのでまっすぐ走るには体重移動が胆になります。
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ブブブ・・・
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ブブブブ・・・
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ブブブブブ・・・・
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ブブブブブブブ!
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刈払機(草刈り機)と同じ小さな2サイクルのエンジンなので、
パワーはあんまりありません。 
スピードも人が歩くくらいのスピードしかでません。

それでも、従来の手押しの溝切り機に比べれば、
辛いと思っていた作業が楽しくなる、そのうえ早くなるなんて最高です。

丸山製作所さん、いいもの作りましたね。

溝切りはガス抜きを行う今の時期と、田面をもっとしっかり乾かす
7月の中干作業のころと2回行います。
(溝の出来具合により、1回だけのところも)

今年の夏も、田面ライダーに活躍してもらいます。


PS
ガス抜きや中干の時期は田んぼを乾かすために用水路の水を一時的に止めます。
するとその期間は、用水路の流れが止まり・水位が下がり、ザリガニなどの水生生物を捕まえやすくなります。

下の写真は息子がザリガニ無双してるところ。
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ザリガニ大量です。

稲の生育の様子

2019年05月31日 09:14

田植から約一カ月。
稲の苗達は新しい根を伸ばし、しっかり田んぼに活着しました。

そして新しい葉も増えてきて、徐々に田んぼの緑も濃くなってきています。
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一株ずぼっと抜いてみると、なかなか立派な根になっています。
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伸び始めの根は白いですが、その後稲の根は赤く変色していきます。
これは、根の周りに鉄の層を形成しているから。

根の周りの鉄の層のことを「鉄の鎧」と表現される場合もあります。
これは、田んぼの土中で前年のワラや稲の根が分解される際に、稲にとって有害な
硫化水素やメタンが発生するのですが、鉄の層はその影響から稲を守ることができます。

この根っこの鉄について農研機構のHPに詳しく説明されていましたので、
下記引用です。
============================
植物の根が水に浸ると腐ってしまう理由として、水中には酸素が少ないため根が酸素欠乏になること、
水田など水を多く含みかつ酸素の少ない土壌では二価鉄イオンや硫化水素や毒性のある物質が生じやすく、
それに根が侵されてしまうのです。

イネは茎葉から根への通気組織がよく発達しており、大気中の酸素が植物体内を通して根へと送られやすいため、
根が酸素欠乏になりにくい性質を持っています。
また、イネは根から酸素を分泌することや根の周辺を酸化的にする性質を持つことが知られていて、
この性質により水田ではイネの根の周辺で有害な二価鉄イオンが酸化されて毒性の小さい酸化鉄を生じ、
これが根の表面に被膜を作って毒性物質から根を守る役割を果たすと考えられています
(田んぼに生えている健全なイネを引っこ抜いて根を洗ってみると、赤褐色をした酸化鉄がくっついていることがすぐわかります)。

このようなことから、イネは水中や水田でも根を腐らせにくく、生長できるのです。

しかし、イネの根もやはり多くの酸素がある方を好みます。
水田にずっと水を深くためておくと、イネも根が酸欠となり、不健全になってしまう可能性があります。

そのため稲作農家では、イネの根の発生や伸長が著しい時期になると水田の水をいったん完全に落として乾かし、
根に十分の酸素をおくるようにしたり、その後は2~3日おきに水をためたり落としたりして、生育に必要な水分を供給しつつ
土中に酸素を供給して根を健全に保つようにと、工夫された栽培管理方法を行っています。
====================================
ふむふむ、へー、なるほどなるほど。


でもって、葉っぱの方を見てみると葉っぱの根元から
新しい葉がどんどん出てきています。

これを稲の分げつといいまして、成長にあわせて株が増えていきます。
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分げつした株からもまた分げつ(孫分けつ)が起きるので、
稲の茎数は倍々ゲームで増えていきます。

※しかし、田んぼでは田植えの時点で数株まとめて植えており、
 また等間隔に苗を植えているのである程度成長すると他の株と競合して
 分げつの数が制限されます(無効分げつ)。

なので、稲の成長は気温が上がるにつれてぐんぐん速まります。
あと一カ月もすると、田面が稲の葉っぱで埋め尽くされて草原の様になります。

風が吹くと稲の端が揺れてとても綺麗なのです。
これからの稲の成長も、益々楽しみです。